はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
この記事ではマカオのカジノホテル「スターワールドホテル」の情報を網羅的に解説しています。
マカオまで安く短時間で渡航する方法や、各部屋の料金、カジノやレストランといった付帯施設の情報などなど、スターワールドホテルへの旅行を検討している方は絶対に気になるであろう情報をわかりやすくまとめてあります。
この記事を読めば、渡航前の疑問をばっちり解決してもらえると思います!
それでは行きましょう( ^ω^)
目次
1.スターワールドホテルってどういう施設?
StarWorld Hotel(スターワールドホテル)は2006年10月にオープンしたマカオ半島にある5つ星ホテルです。
ホテル内にはStarWorld Casino(スターワールドカジノ)というカジノが併設されています。
運営企業はかの有名なギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GMG)です。
この名前を聞くと巨大IRのギャラクシーマカオが思い浮かぶ方もいるかともいますが、ギャラクシーマカオができたのは2007年。ちらのスターワールドホテルの方がマカオカジノ業界では古顔なんですね。
マカオにはユニークな外観のカジノホテルが多いですが、ご覧の通りこのスターワールドホテルも飛び抜けて特徴的な外観をしています。
まるでブロックを積み木のように重ねた独特のビジュアルは、近くで見ると圧巻の一言です。
38階建てという高層ホテルで、フロントの天井はマカオで一番高く、またホテル壁面に取り付けられているLEDモニターはアジア最大など、No.1へのこだわりが窺えます。
当時マカオのカジノ市場はリスボアなどを運営するSJMホールディングスが席巻していたので、打倒SJMを掲げ、対抗する姿勢があったそうです( ^ω^)
ホテルの質は素晴らしく、2008年にはアメリカホスピタリティ科学協会から5つ星ダイアモンド賞を受賞しています。
2.スターワールドホテルへのアクセス方法は?
スターワールドホテルはマカオのマカオ半島という場所に居を構えています。
マカオの各ターミナルからのアクセスは良好で、飛行機であれフェリーであれマカオにさえ着いてしまえば数分~20分ほどで移動できます。
問題は日本からマカオへの移動方法ですが、主に下記の2つのルートがあります。
- 香港を経由してコタイにあるフェリーターミナルに向かう
- マカオ国際空港への直行便に乗る
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にあったルートを選びましょう。
それでは、各ルートを詳しく解説していきます!
【ルート1】日本→香港経由→マカオ
香港を経由してマカオに移動するルートです。
香港⇔マカオまでの距離は、およそ66kmです。
内陸から移動かなりの時間がかかりますが、フェリーか海上橋で行けば意外に短時間で到着します。
《東京→香港》
香港行きの飛行機は比較的便数が多く、全国の空港から向かうことができます。
航空会社も選択肢が豊富で、ANA、JALなどの大手航空会社はもちろん、香港エクスプレスやジェットスターといったLCCからも出ています。
予算感としてはLCCで20,000円~30,000円ほどで、ANA、JALを使うなら50,000円~70,000円ほどです。
ここは自分のこだわりや財布と相談して使いましょう。
ちなみに庶民ギャンブラー代表の島理論うま男はいつもLCC一択です。
大手の飛行機に比べ多少揺れますが、それ以外で特に不満を持ったことはありません。サービスや接客などもしっかりしてます( ^ω^)
最安値を狙うなら香港のLCC「香港エクスプレス」がオススメです。
時期や早期予約によっては20,000円を切るような便もあるので、LCCでマカオにいくならチェック必須です!
《香港→マカオ》
香港国際空港に着いたら、次はマカオに向かいます。
移動手段は下記の2つで、
- そのまま入国審査をせずマカオに入港する方法
- 一度香港入りしてマカオに入港する方法
という方法になります。順番に見ていきましょう。
1.そのまま入国審査をせずマカオに入港する方法
まず1つ目の方法ですが、こちらは香港国際空港に隣接しているフェリーターミナル「SKYPIER(スカイピア)」を利用します。
税関を超ると「フェリー専用の乗り継ぎカウンター」があるので、ここで乗船の手続きができます。
カウンターで手続きを済ませた後、今度は専用ゲートからシャトル(APM)に乗って、フェリーターミナルに向かいます。
この時、飛行機で預けた荷物は一緒に運んでもらえます。マカオに着いて下船するときに受け取れます。便利ですね~( ^ω^)
手続には「登場半券」・「チェックイン手荷物タグ」が必要になるので、スムーズに提示できるよう、バッグの出し入れしやすいところにしまっておくことをおすすめします( ^ω^)
またスカイピアを使えば出入国手続きがマカオだけで終わるので、香港での入国審査が不要になります。飛行機のトランジットのような感じですね。
フェリーの料金に関しては、2022年現在のレートで、エコノミークラスが270HKD(5,166円)です。
ここまでの話を聞く限り、おそらく多くの人は「便利だなー」と思われるかと思いますが、1つ注意点があります。
本数が1日2本と、とても少ないのです(; ^ω^)
公式サイトによると、5月3日現在、本数は以下の通りです。
香港国際空港→マカオ | マカオ→香港国際空港 |
8S121 11:00発 | 8S212 9:00発 |
8S126 18:00発 | 8S215 11:30発 |
8S2113 19:45発 |
私は会社に全てのスケジュールを管理されている奴隷なので、なかなかこちらの方法では時間の調整が難しいです。
そういった方は次にご紹介する方法を使いましょう。
2.一度香港入りしてマカオに入港する方法
スカイピアは便利ですが本数が少ないので、どうしても飛行機の時間と合わない場合があります。
香港国際空港内でフェリーの時間まで待つというのもあまり面白くないですよね。
そこで2つの目の移動手段として、香港の地下鉄(MTR)を使う方法があります。
地下鉄で本数の多い別のフェリーターミナルまで移動し、そこからフェリーでマカオへ、といった流れになります。
まずは、地下鉄(MTR)の上環(Sheung Wan)駅に向かいましょう。
到着後D出口を抜けてフェリー乗り場に向かいます。
こちらは便数が多く、15分に1本のペースとなっているので待ち時間なく乗ることができます。
価格は186HKD(3,559円)です。
フェリー乗り場にあるフェリーは、赤色のものと青色のものに分かれています。
名前も行き先もそれぞれ違い、赤の名前はターボジェットで外港フェリーターミナル(マカオ半島側)に着き、青の名前はコタイジェットでタイパフェリーターミナル(コタイ側)に着きます。
スターワールドホテルはマカオ半島にあるので、ターボジェットを使いましょう!
《マカオ→スターワールドホテル(シャトルバス)》
フェリーターミナルからはスターワールドホテル直通のシャトルバスが出ています。料金は無料です。
バス乗り場で上記のようなStar World Hotelと書かれたバスを探しましょう。
ラッピングは頻繁に変わるので、色で探すと他のホテル行きのバスと間違えてしまいます。乗車前にしっかり確認しましょう。
《マカオ→スターワールドホテル(タクシー)》
もうひとつの移動手段がタクシーです。
夜遅くに到着してシャトルバスの運行がなかったり、バスよりタクシー派だという方はこちらを利用することになります。
支払いは香港ドル、MOP(パタカ)のどちらでも可能です。
スターワールドホテルまでは約8分ほどで到着し、乗車料金は600円ほどです。
日本のタクシーに比べるとだいぶ安いです。
また、マカオのタクシーにはいくつか注意すべき点があります。
- タクシー運転手は英語が読めない場合があるので、中国語の住所を紙に書いて渡す。
- メーターの回転をチェックし、回っていなければ指摘する「师傅,请打表!(シェーフー、チンタービャオ)」”メーターを倒してください”の意味。
- 小銭を用意してピッタリ支払う(おつりは返ってこない)
- 後部座席でもシートベルトを締める。
- 自動ドアではないので自分で開ける。
タクシーのトラブルで楽しい旅行に水を差されないよう、乗車時には上記項目をしっかりチェックしておきましょう。
【ルート2】日本→マカオの直行便
日本からマカオへは直行便が出ています。
ただし便数が少ないのがネックで東京(成田)から1日2本・大阪(成田)から1日2本・福岡(福岡)から1日1本です。
時間にすると4~5時間ほどなので、香港経由より時間を大幅に短縮できます。
スケジュールが合うならマカオ直行便の利用を検討したいところです。
マカオの直行便がある航空会社はマカオ航空とANAの2つです。
往復の料金はマカオ航空が4万円前後、ANAが8万円前後です。
ANAにこだわりがなければ値段が安いマカオ航空がオススメです。
下記サイトからフライト時間の確認と予約ができますよ( ^ω^)
3.スターワールドホテルの各部屋の様子や料金は?
スターワールドホテルは5つ星ホテルに選ばれていることですし、客室がどんな様子なのかは気になるところですよね( ^ω^)
スターワールドホテルはデラックスというリーズナブルなタイプのものから、エグゼクティブ、スイートなど全部で4種類のグレードの部屋が用意されています。
早速、各部屋の様子や料金について見ていきましょう。
グレードが低い部屋から順番にご紹介していきます。
デラックス
スターワールドホテルで最もオーソドックスなタイプの部屋です。
1ルームの中にベッドと一人掛けのソファとテーブルというシンプルな構成です。
部屋はお風呂と睡眠ができればOKという方はこちらの部屋を選びましょう。
日本の普通のビジネスホテルよりは1.5倍ほどの大きさのため、普段よほど広い家に住んでいる方でなければ十分くつろげると思います( ^ω^)
気になる料金ですが、一泊20,000円ほどです。
マカオの他の同じくらいの大きさの部屋と比べると、2倍ほど高いという印象です。
高級ホテルだけあって値段が高いのは仕方ないですが、もっと安く抑えたいという方は他のホテルを検討してみるのも手だと思います。
他のホテルから徒歩で遊びに来てもいいわけですしね( ^ω^)
マカオの他のカジノホテルの情報は下記記事からどうぞ。
エグゼクティブ
部屋自体はデラックスと全く同じですが、デラックスは18階~29階にあるのに対して、こちらのエグゼクティブは30階~38階にあります。
マカオは夜になると各施設が煌びやかにライトアップされるので、高層フロアからの眺めは最高です。
一泊あたりの料金はデラックスより1000円ほど上乗せされます。
デラックスだとどの階に泊まれるかは運次第なので、確実に眺めの良い部屋を抑えるならエグゼクティブを選ぶようにしましょう。
プレミアスイート
お次はスイートルームのご紹介です。
今まで寝室だけだったのに対して、リビングルームが追加されています。
部屋の大きさは72㎡とさすがは高級ホテルのスイートルームといえる広さです。
ワインとフルーツの盛り合わせが無料でついてきます。(有料のミニバーもあるので注意!)
無料のものはComplimentaryと書かれています。Freeとは書かれていない場合もあるので気をつけましょう。
一泊あたりの料金は38,000円ほどです。
5つ星ホテルのスイートと言うと5万円~みたいな相場感なので結構良心価格だと思います。
スタンダードスイート
スターワールドホテルで最もグレードの高い部屋です。
パーティが開けるくらいの広いリビングや、窓際には夜景を眺めるためのソファが並んでいます。
VIP用の部屋で、一般客は泊まることができません。
他のカジノホテル同様、カジノで大金を使って遊んでいるとお声がかかることがあるようです。
マカオでVIPとして遊ぶには最低300万円のチップを購入する必要があり、その中でさらにお金を積んだ人だけ案内されるとなると、私のような社畜にはいよいよ縁のない世界です(; ^ω^)
何らかの奇跡が起きてこの部屋に泊まることになった際はしっかりレポートしようと思います。
4.スターワールドホテル内にはどんな施設がある?
スターワールドホテルの中には、レストラン、プール、ジムなどの施設が入っています。
宿泊目的だけで使っても良いのですが、ミシュランガイド掲載のレストランがあったり、プールやジムなどは宿泊者は無料で使うことができるので、せっかく泊まるのであれば情報を抑えておきたいところです。
さっそく施設の情報を見ていきましょう( ^ω^)
レストラン
スターワールドホテルの中には全部で9つのレストランがあります。
全てを紹介するととんでもない量になるので、ここでは人気のレストラン3つをピックアップしてご紹介します!
TEMPTATIONS
最初にご紹介するのがこちら「TEMPTATIONS(テンプテーションズ)」です。
世界各国の料理を提供するセミビュッフェ形式(前菜・デザートのみビュッフェ)のレストランで、2015年にはミシュランガイドに掲載されています。
ポルトガルシーフードライスはCNNトラベルからマカオのベスト料理10選に選ばれており、こちらのお店を指名するなら注文したい料理の1つです。
ミシュランガイド掲載といえどそこまで高いわけではなく、ディナーのコースだと一人280MOP(≒3900円)で、単品注文でも1000~3000円ほどです。
お手頃価格で権威あるメディアに高く評価された料理の数々を食べられるのでとてもオススメです。
営業時間は決まっておりませんが、ランチ、ディナーの時間帯に営業しています。
SENSATIONS
テンプレーションときたらお次はセンセーションなお店のご紹介です。
中華料理屋なのですが、注目すべきは夜通し営業しているという点。
夜の7時から朝の11時までやっています。
夜食が食べたくなったときや朝までぶっ通しでカジノで遊ぶときなどに重宝します。
メニューの多くは定番の広東料理なので、基本的に何を頼んでもハズレを引くことはないと思います。
価格帯としては一品当たり80~150MOP(≒1500~2100円)ほどとリーズナブルなのも良いですね( ^ω^)
高級ホテルの食事と息巻いていくと物足りないかもしれませんが、カジノを休戦中の小腹満たしにはぴったりです。
WHISKY BAR
お酒が飲みたくなったらここ、WHISKY BARへ行きましょう。
マカオでは人気のあるバーで、香港タトラーという地方紙にマカオで最高のバーとして掲載された実績もあるほどです。
カクテルのメニューが豊富で、何を頼んでもフルーツがオシャレにつけられています。女を連れてきたら絶対ウケると思います。
カウンター席もあるので、一人でしっぽりやるのにもオススメです。
プール
ホテルの17階にはエレガントな雰囲気のプールがあります。
水面が外に見える海面に溶け込むような、俗に言うインフィニティプールのデザインに作られています。
宿泊者であれば無料で利用することができるので、せっかくなら一度覗きにいってみてはどうでしょうか( ^ω^)
ジム
高級ホテルといえばもはや定番みたいなところがありますが、ホテル内にはジムが併設されています。
こちらもプールと同じく宿泊者は無料で利用可能です。
カジノで流れが悪いときには一汗かいてツキを取り戻しましょう。
5.スターワールドホテルにあるカジノの様子は?
さて、いよいよスターワールドホテルにあるカジノについて解説していきます。
カジノの名前は「StarWorld Casino(スターワールドカジノ)」といい、ホテルの1Fと3Fには平場が、5Fと8FにはVIPルームがあります。
カジノフロアの総面積は13,000㎡もあり、テーブルゲームが300台ほど、スロットは500台ほど設置されています。
カジノ内にあるステージでは常にダンスや歌のショーが行われており、ゲームで遊ばずとも楽しむことができます。
台数は多いもののゲームの種類は限られており、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、大小といった定番のゲームが設置されています。
ちなみにポーカーテーブルが8台設置されており、自分は座ったことがないのですが常時数台は稼働しているような様子でした。
ミニマムベットはバカラで300HKD(5,740円)と、レートはやや低めに設定されています。
またスターワールドホテルの周辺には多数のカジノ施設が林立しているので、いろいろなカジノを巡ってみるのもオススメです。
「グランドリスボア」「ウィンマカオ」といった有名どころのIRも徒歩数分という範囲にあるので、時間に余裕があれば是非足を運んでみましょう( ^ω^)
周辺カジノの情報はこちらからどうぞ!
マカオカジノの基本情報・注意事項
マカオのカジノで遊ぶ上での基本的な注意事項をまとめておきました。
マカオ自体が初めてという方は一度目を通しておくと良いと思います。
年齢制限
マカオのカジノは21歳以上のみが入場可能です。
入口で必ずパスポート提示するので、パチンコ屋みたいに高校生がこっそり入ることはできません。
チップへの両替の方法
日本円を直接テーブルで交換できるカジノもありますが、ポンテ16ではカジノ内のキャッシャーで日本円を香港ドルに換え、各ゲームテーブルでチップに交換、チップから現金に戻すときには再びキャッシャーへ、という流れになります。
香港ドルは空港でも替えることができますが、スプレッド(≒手数料)が大きいのがネックです。
カジノ内のキャッシャーはスプレッドが低いです。
また、同じカジノ内で再び香港ドルを円に換金するときには、最初に香港ドルへ交換したときのレートで換金してくれます。
(※要するに同じカジノ内で日本円→香港ドル→日本円とした場合、手数料がゼロになります。)
空港での換金はタクシー代と緊急用のお金だけにしておき、後はカジノのキャッシャーを利用しましょう。
服装
スターワールドカジノには厳しいドレスコードはありません。
ただし、下記のような服装はフロントで止められる可能性があります。
無難な服装を心がけましょう。
- タンクトップ
- 短パン
- スウェット
- サンダル
6.まとめ
いかがだったでしょうか。
スターワールドホテルの情報をほぼ余すところなく解説させてもらいました。長々と解説してきましたが、スターワールドホテルの魅力をまとめると次の5点に集約されると思います。
- 5つ星ホテルだけあってホテルの質が素晴らしい
- スイートルームのコスパが◎
- ミシュランガイド掲載レストランがお手頃価格で楽しめる
- カジノはレートが低く初心でも楽しめる
- グランドリスボアやウィンマカオなどの人気カジノ施設が徒歩圏内
さまざまな格付けガイドブックから高評価を得ていることもあり、誰が行っても一定の満足を保証してくれる安定感のあるホテルです。
マカオには他にどんなカジノやホテルがあるのかな?と興味がある人は是非こちらの記事を見てみてください。
マカオの全カジノとカジノホテルの情報がまとまっていますよ( ^ω^)
この記事がマカオでのカジノ旅を検討している人のホテル選びの一助となれば、島理論うま男幸甚の至りです!
皆さんの大勝を祈っています!
Good Luck!