マカオ

【2023年最新版】マカオのカジノホテル、スタジオシティってどうなの?アクセス、全部屋の料金、レストラン、カジノの様子などを徹底解説!

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はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!

この記事ではマカオのIR施設「スタジオシティ」について、アクセスからレストランの情報、各施設や客室の予算、お得な楽しみ方まで網羅的に解説しています。

旅行予約サイトなどの口コミを見ても、本当に知りたい情報って手に入りづらいですよね。。。

この記事を読み込めば、渡航前の疑問をまるっと解決できることをお約束します!

1.スタジオシティってどんなところ?

スタジオシティ

Studio City(スタジオシティ)は、マカオのコタイ地区に居を構えるIR施設です。
オープンしたのは2015年とマカオのIR施設という括りの中では最も新しいです。
運営元はシティーオブドリームスなどのIR施設を手掛けるメルコリゾーツ&エンターテインメント。最近は日本のカジノ市場参入に意欲を見せているIR企業の1つとして新聞などでも見るようになってきました。

スタジオシティのランドマークといえば、施設のど真ん中に埋まっている8という数字。
この存在感のある8の字はゴールデンホイールという観覧車です。
ホテルの外壁に観覧車を埋め込んでしまうとはなんともインパクトがありますね( ^ω^)
ちなみに8という数字をモチーフにしているのは、8が中国では縁起の良い数字とされているからです。高級車のナンバープレートは888888ですし、北京五輪の開始時刻は2008年8月8日午後8時でした。

ゴールデンホイール

スタジオシティの中にはスタジオシティホテルという名前そのままのホテルが併設されています。
客室数はなんと1598室。仮に日本にあったとしたらトップ5に入る規模です。
3000室あるベネチアンマカオなんかには及びませんが、それでもマカオの中ではトップクラスの大きさです。

客室の様子

「ノンゲーミング」へのこだわり

カジノ施設が立ち並ぶマカオでも人気急上昇で最もトレンディなスタジオシティですが、人気の理由の1つに「ノンゲーミング」が挙げられます。

「マカオ=カジノ」のイメージを持つ方は多いと思いますが、スタジオシティでは脱カジノを掲げ、カジノ以外のエンターテインメントに重点を置いています。
施設内にはショー劇場や遊園地など、カジノをしない人でも楽しめる施設が満載です。
カジノ目的以外の旅行客を取り囲むことに成功し、今や客室稼働率は驚異の95%を誇っています。

毎日ショーが行われています。

テーマは「ハリウッド映画」

IR施設は何かをテーマにしていることが多いですが、ここスタジオシティのテーマは「ハリウッド映画」です。

施設内には映画バットマンをテーマにした4Dシミュレーション「ダークフライト」や、ワーナーブラザーズの作品のキャラクターがもてなすエンターテインメント施設「ワーナー・ブラザース・ファン・ゾーン」など、ハリウッドな施設が満載です。

ワーナーブラザーズ・ファン・ゾーン

スタジオシティの開業を祝うため、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオというハリウッドの大スター3名を主演とした映画「ザ・オーディション」が制作され、オープニングセレモニーには出演者たちを招いて上映会が行われました。
巨大な施設を建てた上にハリウッド映画まで作ってしまうとは、お金の使い方が尋常ではありませんね(; ^ω^)

オープニングセレモニーの様子

2.スタジオシティってどこにあるの?アクセス方法は?

スタジオシティのアクセス方法について解説していきます。

スタジオシティはリスボアやベネチアンマカオなどの競合が立ち並ぶコタイ地区に居を構えています。
空港やフェリーターミナルからは無料シャトルバスが出ており、時間して10~15分ほどで着くので、なかなかの好アクセスです。

各フェリーターミナル、空港からの具体的なアクセス方法を順番に解説していきます。

◆タイパフェリーターミナルからのアクセス

タイパフェリーターミナルからはタクシー、無料のシャトルバスのいずれかでスタジオシティに向かうことが出来ます。

フェリーはこんな感じ。滅茶苦茶揺れます。

《タクシー》

マカオのタクシーはいくつか気を付けるべきポイントがあります。

  • 全く英語が話せないタクシー運転手が多いので、中国で記載された住所を準備しておくこと
  • 韓国やシンガポールと比べるとぼったくりタクシーの出現率が高めなので、乗車したらきちんとメーターが回っているか確認すること(何故かメーターを回さず、到着すると「○○HKDね!」みたいに割高な料金を請求してくるタクシーが散見されます)
  • お釣りが出ないので、小銭をきちんと用意して乗り込む(大きなお札で渡すとお釣りはチップとして無言で回収される謎展開も頻発します)

上記、心得た上でタクシー乗り場に向かうようにしましょう。

タイパフェリーターミナルのタクシー乗り場の様子

スタジオシティまでの料金目安は1,200円程、乗車時間は10分程です。

《シャトルバス》

スタジオシティのシャトルバス

フェリー乗り場を降りるとすぐバスターミナルが並んでいるゾーンが見えます。上記のような茶色のスタジオシティ行きのバスを探して乗り込みましょう。
バス停には各カジノホテル行きのバスが大量にあるので、間違えないようにしましょう。

◆マカオ国際空港からのアクセス

香港経由ではなく、直接マカオに飛行機で飛んできた場合にはここからスタジオシティに向かうこととなります。

空港と言っても様々ですが、マカオ国際空港は下記の画像の通り結構小さめです。埋立地感がすごいですね。

マカオ国際空港は空から見るとこんな感じです

マカオ国際空港からポンテ16への向かい方も、タイパフェリーターミナルからのアクセス同様にタクシーかシャトルバスとなります。

《タクシー》

タクシーに乗る際の注意点は前述の通りですが、空港のタクシー運転手のほうが心なしか質が良い気がします。

マカオ国際空港のタクシー乗り場の様子

上記のタクシー乗り場に並びましょう。
乗車時間は5分程、料金は520円程です( ^ω^)

《シャトルバス》

マカオ国際空港にもシャトルバスは巡航していて、タイパフェリーターミナルから乗車するときと同様にバスターミナルからスタジオシティ行きのバスに乗り込みましょう。

マカオ国際空港のシャトルバス乗り場

10分ほどでポンテ16へと到着です。

◆マカオフェリーターミナルからのアクセス

マカオフェリーターミナルの様子

マカオフェリーターミナルからはタクシーと無料シャトルバスが出ているので、どちらかを利用しましょう。

《タクシー》

マカオフェリーターミナルのタクシーの乗り場の様子

までの料金目安は4,000円弱、乗車時間は35分程です。

《シャトルバス》

マカオフェリーターミナル、バス乗り場の様子

マカオフェリーターミナルからは無料のシャトルバスが出ています。
乗車時間は約35分程です。

3.スタジオシティの各部屋のグレード、料金はどんな感じ?

アクセスも良く内部施設も豪華なスタジオシティ。
ホテルの宿泊料金はさぞ高そうに思いますが、意外にリーズナブルなんです。

スタジオシティはセレブリティ・タワースター・タワーの2つに分かれており、セレブリティタワーはローエンドな部屋が中心、スター・タワーは全室スイートのハイエンドモデルとなっております。

客室の様子

早速セレブリティタワー、スタータワーそれぞれの各部屋の様子と大まかな予算感を見ていきましょう。

セレブリティ・タワーの部屋

セレブリティ

セレブリティなんて名前がついていますが、スタジオシティの中で最もリーズナブルな部屋です。

一番下のランクの部屋ではありますが、広さは45㎡、約24畳と十分すぎる広さです。

一番下のランクでこの豪華さ

窓際にはソファや簡易テーブルなんかも置いてあり、一番下のグレードといえど部屋でも食事をとったりゆったりと過ごせます。

一泊当たりの料金はベッド数によって異なり、キングだと10,000円ほどツインだと12,000円ほどです。
このレベル帯のホテルだと2万円~みたいなのが普通なので、かなり良心価格だと思います。

部屋の間取りはこんな感じ。
バス、トイレもしっかり独立しています( ^ω^)

セレブリティ・ビスタ

セレブリティより1ランク上の部屋がこちらのセレブリティ・ビスタです。
広さ、内装ともにスーペリアと違いはありません。

何が違うのかというと、窓からの景色です。
スタジオシティ敷地外のコタイストリップが一望できます。

やや階数も高め

宿泊料金は13,000円ほどと、通常のセレブリティより眺めが良くなる分3000円ほど高くなっています。

セレブリティ・プレミアムビスタ

ビスタより眺望がすばらしいのがこちらのプレミアムビスタ。
窓からは近くのパリジャンマカオにあるエッフェル塔を見ることができます。

プレミアムビスタ窓からの景色

夜はこんな感じにライトアップされます。
インスタグラマーも大満足のばえ具合です。

一泊当たりの料金ですが、ばえた分さらに値段が上がり15,000円ほどとなっております。

セレブリティ・デラックス

セレブリティ・タワーではスイートを除くとこちらのデラックスが一番上のランクに位置しています。

デラックスルームの様子

部屋の広さは75㎡と今までの部屋の2倍近くにもなります。
クローゼットルームと半個室のようなリビングルームが備えられています。

デラックスルーム上面図

一泊当たりのお値段は17,000円ほどです。
何泊かする予定であればクローゼットやくつろげるリビングなスペースは重宝しますね( ^ω^)

セレブリティ・スイート

セレブリティ・タワーで最高峰の部屋がこちらのセレブリティ・スイートです。
今までの部屋と違い、ベッドルーム、リビングルームの2部屋になります。

リビングルームの様子
ベッドルームの様子

窓側がほぼ全面ガラス張りになっており、コタイ地区のかなり広い範囲を見渡すことができます。
夜はお約束のド派手なライトアップ。ばえばえのばえです。

バスルームもめちゃ広くなります。
シャワールームと浴槽が独立し、バスルームに備え付けられた窓が寝室と繋がっています。寝室のガラス張りの窓から景色を眺めながらお湯に浸かれるというわけです( ^ω^)

バスルーム

上面図はこんな感じです。
急にグレードが上がったのが一目瞭然ですね。

気になる料金は一泊23,000円ほど
今までの部屋より値段がグンと上がっていますが、正直部屋のレベルの割りにはかなり安いかなと思います。スイートといえば5万円~くらいが相場なので、普段オーソドックスな安い部屋に泊まる方も是非一度検討してみると良いかと思います( ^ω^)

スター・タワーの部屋

さて、ここからはスター・タワーの部屋をご紹介していきます。
セレブリティ・タワーと違い、こちらは全室スイートと高級志向です。
といっても全然庶民でも手が出せるレベルで、マカオのスイートで安いホテルは?といえばまずここが思いつくくらいの最安値です。

リーズナブルなタイプの部屋から順番に見ていきましょう。

スター・プレミアムスイート

スター・タワーの中で一番リーズナブルな部屋がこちらのスター・プレミアムスイートです。

部屋の広さは65㎡と、スイートのなかではやや控えめな広さとなっております。

プレミアムスイートの様子

スイートと言いながらも、上記の画像のように寝室とリビングが分かれていないのが特徴です。

バスルームはさすがスイートといった作りで、洗面台が2つもありシャワーと浴槽が独立しています。

バスルームの様子

上面図はこちら。
セレブリティ・タワーのスイートルームよりは部屋の広さや部屋数が1室である点でやや劣っているような印象です。

一泊当たりの料金は19,000円ほど。安い!
スイートなのに2万を割っているのはマカオの高級ホテルの中でもここくらいでしょう。ただ、寝室とリビングが合体した1室のみの部屋を、果たしてスイートと呼んで良いのかは疑問が残る部分ではありますね(; ^ω^)

スター・スイート

スター・タワーで上から3番目のランクに位置するのがこちらのスター・スイートです。
寝室とリビングが独立しており、全体の部屋の広さは85㎡とセレブリティ・タワーの部屋の倍以上です。

スター・スイート、リビングルームの様子

マカオのスイートといえばギラギラテカテカしてる部屋が多いですが、こちらはベージュ×ブラウンで落ち着いた雰囲気ですね。
部屋の照明も優しく、高級感がありながらも我が家のように安心してくつろげます( ^ω^)

浴室はシャワーと浴槽が独立しています。
浴槽の壁は大きなガラス張りになっており、浸かりながら窓の外の景色やベッドにいる嫁の顔をしっかりと見ることができます。

スター・スイート、浴室からの眺め

上面図はこちら。
スイートルームとして洗練された感じがします( ^ω^)
普段からこんな部屋で暮らしたいですね。

スター・エグゼクティブスイート

スタジオシティで上から2つ目、だんだん庶民の感覚からかけ離れたレベルになってきた部屋がこちらのスター・エグゼクティブスイートです。

上面図を見るとレベルの違いが一目瞭然。
6人家族で暮らすためのような作りになっています。

高級スイートあるあるですが、ダイニングテーブルは何に使うんでしょうか?
庶民の私には想像もできませんが、きっとお金持ちにとってはあった方が良いものなのでしょう( ^ω^)

こちらの部屋は旅行予約サイトからは申し込むことができません。
恐らくカジノのVIP客としていくか、ホテルに問い合わせて宿泊費に多額の現金を積めば宿泊が可能かと思います。

スター・グランドスイート

スタジオシティで最高レベルの部屋がこちらのグランドスイートです。

上記はリビングルームですが、笑えるほどの広さです。
が、なんとこれでもグランドスイートのたった1/3。
寝室、リビングに加え、キッチン+ダイニングテーブル用の部屋が追加され計3室もあります。

3室もある

旅行に来てまでわざわざキッチンで料理するんか・・・?と不思議に思いますが、ここに泊まるとシェフが手配され部屋で料理を振舞ってくれるのだと予想されます。

宿泊方法は不明ですが、こういう超VIPな部屋はカジノで数千万のバイインを繰り返しているとカジノ側からお声がかかります。
1千万円くらい負けてもここの部屋に通されてシェフが個別で料理を振舞ってくれたら留飲も下がりそうですよね( ^ω^)下がらんか。

4.スタジオシティ内のレストラン、プール、スパの詳細は?

スタジオシティのウリといえばノンゲーミング。
高級ホテルの定番であるプールや、世界で一つしかないオリジナル仕様のテーマパークなど、さまざまな種類の施設が併設されています。

順番に見ていきましょう。

◆プール

高級ホテルの定番であるプールですが、スタジオシティは高級ホテルの中でも群を抜いたレベルの豪華さです。
プールには屋内外にそれぞれ併設されています。

なお、水着の貸し出しはないので、持参するようにしましょう。

野外プール

野外プールを上から見た様子

ここはプールのための施設だっけ?とツッコミたくなるくらいの広さです。
プールは4つのエリアに分類され、流れるプール、スライダー、人工ビーチ、プールサイドバーなどエリアごとにそれぞれ趣向が異なっています。
子供から大人まで楽しむことができます( ^ω^)

子供向けから
大人向けまで

営業時間についてですが、ホテル側があえて時間を規定しておらず毎日異なる時刻に通知しています。
日によって気温が変わるため、利用者の健康を損ねないようこのような形にしているのだと思われます。

また季節によっても営業しているエリアが変わり、冬は4つのプールのうち手前に見えるメインプール(温水)のみ営業しています。
プールを目いっぱい楽しむのであれば、6月~9月頃に行くのが無難です。

屋内プール

エンターテインメント色の強い野外プールとは違い、こちらはフィットネス向けです。
25mプールとジャグジーが併設されています。

営業時間は08:00~20:00で、温水なので年中入ることができます。

◆フィットネス

こちらも高級ホテルではお馴染みのフィットネスジムです。

外国人に囲まれてトレーニングに励むというのも新鮮で楽しいものです。
ジム通いの人は是非一度訪れてみてください( ^ω^)

営業時間は08:00~20:00です。

◆ZENSA SPA(ゼンサ スパ)

スタジオシティ内に併設されている高級スパです。
2020年にフォーブス・トラベルガイドから最高ランクの星5を獲得しています。

フォーブズ・トラベルガイドは馴染みが薄い人もいるかもしれませんが、世界中のホテル、レストラン、スパを格付けする機関の中では最も権威あるものです。

スパの5つ星は世界でまだ70ほどなので、間違いなく世界最高峰のスパといっても過言ではありません。

メニューにより異なりますが、予算感は全身スパが90分で2万円弱ほどとなっており、日本国内の高級スパと比べリーズナブルです。
この値段で世界最高峰のスパが受けられるなら一回試してみたいですね( ^ω^)

◆レストラン・バー

スタジオシティには全部で23軒のレストランやバーが営業しています。
ミシュラン〇星みたいな高級店から、マクドナルドやスタバまで種類はかなり豊富です。

ここではスタジオシティがイチオシしている人気店を3つピックアップしてご紹介します。
また、カジノ内のレストラン情報については記事の下部にある「カジノ内のレストラン」を参考にしてください。

パール・ドラゴン

ミシュラン一つ星を獲得している中華料理屋です。

レストラン内の様子

中華料理屋といえば赤と黄色と黒のニーハオな内装をイメージしがちですが、こちらは一面真っ白。さすがミシュランお墨付きのレストランといったところでしょうか。

ナプキン一枚一枚にパールを加えた龍のリングが巻き付けられています。
こんなん見たことない。

お察しの通りかなりの高級店で、ランチでも一人3万円ほど、ディナーで酒でも飲もうもんなら10万円を超えます。

私はさすがに行ったことがありませんが、味はとんでもなくうまいとの噂です。
カジノで大勝した際には一回くらい小突いてやりたいものです。

営業時間 月~金 土日祝
昼食 12:00~14:30 12:00~14:30
夕食 18:00~22:00 18:00~22:00

スポットライト

ノンジャンルで料理を提供しているインターナショナルビュッフェレストランです。
ハリウッド映画をモチーフにした内装は国内で高い評価を受けており、香港レストランインテリアデザインアワードで金メダルを獲得していまs。
何の映画をテーマにしているのか見つけながら料理をとりにいくのが楽しいです( ^ω^)

料理のジャンルはさまざまですが、海鮮料理の幅がかなり広いのが特徴です。

アルコールも提供されています。
つまみも豊富なので、ワイン片手に挑みたいですね( ^ω^)

予算感としてはそこまで高いわけではなく
朝食が228MOP(≒3,070円)、昼食が228MOP(≒3,750円) 、夕食が498MOP(≒6,700円)です。(※6歳~12歳は半額、6歳未満は無料)
営業時間は下記の通りです。

営業時間 月~金 土日祝
朝食 06:30~10:30 06:30~10:30
昼食 12:00~15:00 12:00~15:00
夕食 18:00~22:30 18:00~22:30

ヒデ ヤマモト

せっかくなので日本料理についても1つご紹介します。

グルーバルで活躍する日本人シェフ、山本 秀正氏が手掛けたレストランです。
2010年にはマリーナベイサンズに同氏の系列店がオープンしたことで話題になりました。

メニューは寿司、てんぷら、焼き魚、そば、うな重など定番の日本食から創作料理までかなりの数があります。

やはり値段は高めで、味噌汁で420円くらいします(; ^ω^)
といってもマカオのホテルの中ではちょい高いくらいのレベルで、コースのディナーであれば1万円~3万円くらいです。パラダイスシティのRakuなんかと比べたら抑えめですね。

肝心の味についてですが、すしざんまい+くらいのうまさです。日本だったらもっと安くで同じレベルのものを食べられるかな?といった印象です。まあ、当たり前ですが(; ^ω^)
ただ、海外で何泊かしてるとニッポンの料理が食べたくなってくるんですよね。
そんなときにはこちらの店に駆け込むのもアリだと思います。

営業時間 月~金 土日祝
昼食 12:00~15:00 12:00~15:00
夕食 17:30~23:00 17:30~23:00

エンターテインメント施設

ホテルを象徴する観覧車や、ハリウッド映画がテーマの遊園地など、エンターテインメント施設が豊富な同施設。
ここではスタジオシティ内に併設されている全5施設を紹介していきます。

ゴールデンリール

スタジオシティのランドマーク、施設のど真ん中に埋まっている観覧車「ゴールデンリール」です。
中国で演技の良い数字である8をモチーフにしています。

写真からもわかるように、8の外側をゴンドラが回ります。
最高点の標高は130mと結構な高さで、コタイ地区全体が見渡せます。

ちなみにゴンドラは10人乗りです。
観覧車自体は珍しくありませんが、10人も乗れるものはなかなかないように思います。

利用料金は1名100HKD(≒1400円)です。雨天では営業が中止されるので晴れているうちに行きましょう。

営業時間 月~金 土日祝
終日 11:30~20:00 10:30~21:00

バットマン・ダークフライト

4Dのライドタイプのアトラクションです。
近いものでいえばユニバーサルスタジオジャパンのバックトゥザフューチャーを4Dにした感じです。

せっかくだからと軽い気持ちで乗りましたが、これが面白い。
バットマンは見たことがないのですが、迫力とリアリティに飲み込まれました。
30分ほどの大作です。
料金は100HKD(≒1400円)です。

営業時間 月~金 土日祝
終日 12:00~20:00 11:00~21:00

レジェンドヒーローズパーク

体験型アトラクションと先端技術を掛け合わせたエンターテインメント施設です。

実はこの施設を手掛けている企業は日本の会社です。新宿に本社があるレジェンドベースボール株式会社とメルコが協業して誕生しました。

アトラクションの内容は、VRか2Dで映像が流れて、映像に連動して体が動くといったタイプのものです。

こういうクイズ番組ありましたよね
子供でもできます

体験型のアトラクションは全部で25個もあるので、1日遊べます。
子供は大喜び間違いなしだと思います( ^ω^)

営業時間 月~金 土日祝
終日 12:00~21:00 12:00~21:00

ハウス・オブ・マジック

世界的に有名なイリュージョニストであるフランツ・ハラレー氏がプロデュースするマジックショーです。

3人くらいのマジシャンが入れ替わりで順番にマジックを披露してくれます。
炎や煙がバンバン使われるド派手なショーです。

自分はこういうイリュージョン的なショーを見るのは初めてだったのですが、めちゃすごいです。
軒並みな言葉ですが、本当魔法みたいです。
私はこういうのマジック的なもの見るとタネを探してしまうんですが、そういう天邪鬼な気持ちを忘れて楽しむことができました。

ワーナーブラザーズ・ファン・ゾーン

ワーナーブラザーズのキャラクターをテーマにした世界で唯一のテーマパークです。

トムとジェリー、トゥイーティー、バットマン、スーパーマンなど日本でもお馴染みのキャラクターたちが出迎えてくれます。

ボルダリングやアスレチックなど子供向けのアトラクションや、キャラクターグッズの販売店があります。

しかし今の子供ってワーナーブラザーズのキャラクターを知っているんですかね?
営業時間は10:00~21:00、料金は2時間のフリーパスが大人1人と子供一人で200MOP(≒2700円)です。

ショーハウス・マカオ

ダンスショーを見ながら踊ったり酒を飲んだりできます。

自分も最初は勘違いしていたのですが、健全なダンスショーっていうよりちょいおピンクな感じです。
といってもストリップとかではなくて、あくまで雰囲気がちょいエロです。

写真をみていただくのが早いと思います。

こんな感じです。
この人たちが躍っているのを見ながら酒を飲みます。

自分は知らなかったのですが、日本にもこういうエロいダンス見ながら飲めるバーみたいなのが結構あるみたいですね。
結構アガります。一回は行ったほうが良いです。

5.スタジオシティのカジノ情報

カジノ内の様子

さて、ここまでカジノ以外の情報について取りまとめてきましたが、いよいよスタジオシティのカジノ情報について解説していきます。

スタジオシティの最大の特徴としてVIPルームがありません。
自分も数々のカジノを巡ってきましたが、VIPルームがないカジノはここスタジオシティくらいだったのでかなり珍しいです。
そのせいか、普段会うことのないレベルの金持ちにフラっと遭遇したりします( ^ω^)

ゲームの情報の前に、まずは服装やチップ交換方法などの基本情報から解説していきます。

マカオカジノの基本情報・注意事項

年齢制限

マカオのカジノは21歳以上のみが入場可能です。
21歳未満はゲームをプレイしなくても入場自体ができないので気をつけましょう。

服装

スタジオシティには厳しいドレスコードはありません。

ただし、下記のようなあまりにラフな服装はフロントで止められる可能性があります。バチっとキメていく必要はありませんが、無難な服装を心がけましょう。

  • タンクトップ
  • 短パン
  • スウェット
  • サンダル

会員カード

スタジオシティには会員カードが用意されています。
入場する際にフロントにて会員カードが作りたい旨を伝えましょう。

詳しい内容は「6. スタジオシティをお得に楽しむには?」にて解説していますが、カードを持っているだけでスタジオシティの各施設で割引が受けられたり、カジノで遊ぶ分だけポイントがたまり豪華特典に交換できます。
作成にかかる費用は一切無料なので必ず作るようにしましょう!

チップへの両替の方法

マカオのカジノのチップはやや大きめのサイズ感

日本円を直接テーブルで交換できるカジノもありますが、スタジオシティ内ではカジノ内のキャッシャー日本円を香港ドルに換え、各ゲームテーブルでチップに交換、チップから現金に戻すときには再びキャッシャーへ、という流れになります。

香港ドルは空港でも替えることができますが、スプレッド(≒手数料)が大きいのがネックです。

カジノ内のキャッシャーはスプレッドが低いです。
また、同じカジノ内で再び香港ドルを円に換金するときには、最初に香港ドルへ交換したときのレートで換金してくれます。
(※要するに同じカジノ内で日本円→香港ドル→日本円とした場合、手数料がゼロになります。)
空港での換金はタクシー代と緊急用のお金だけにしておき、後はカジノのキャッシャーを利用しましょう。

ゲームの種類やレート

スタジオシティで遊べるゲームは?

スタジオシティのカジノにはテーブルゲームが約250台ほど、スロットマシンが約1000台ほど用意されています
脱カジノを謳っているスタジオシティですが、何が脱カジノやねんとツッコまざるを得ないほどの規模ですね(; ^ω^)

台数自体はかなりありますがゲームの種類は限られており、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、大小と王道ものばかりです。
その他、上記の各ゲームのライブ版があります。

レート

スタジオシティはマカオの中ではレートがやや低めに設定されています。

ミニマムベットがバカラであれば300HKD(≒4,200円)ブラックジャックであれば300HKD(≒4,200円) です。

ファミリーが多いこともあるのか、初心者やライト層に優しい設計ですね( ^ω^)

カジノ内のレストラン

カジノ内にはレストランが5つ併設されています。
一般的なカジノにはラウンジかレストランが1つある程度なので、かなり充実していますね。

BI YING(ピィー イン)

ミシュランプレート(星は獲得していないが調査員がオススメする店)にも掲載されている中華料理屋です。

ミシュランと聞くと高級なメニューばかりなイメージがありますが、メニューの大半は普通のシュウマイや麻婆豆腐など大衆向けになっています。

鶏肉の黒こしょう炒め
シュウマイ各種

予算感としてはかなり安めで、150MOP(≒2000円)ほど持っていけば十分満足できます。
セットメニューがお得で、二人前で200MOP(≒2700円)、四人前で400MOP(≒5400円) です。

カジノ内にあるだけあって、営業時間は24時間です。
徹夜で博打打った後の飯はうまいんすよね( ^ω^)

MIAN(ミヤン)

中国本場のラーメンがいただけるお店です。
中国のラーメンといってもジャンルはさまざまで、こちらは中国3地域のラーメンを提供しています。
あっさり薄味の広東ラーメン、辛さが強い四川風、こってりで塩味が強い北方風と、地域の特徴を楽しめます( ^ω^)

こちらのお店もそうなんですが、中国ラーメンの麺は日本のコシのある麺と違って、にゅうめんのようなフニャっとした食感になっています。
自分は結構好きなんですが、好き嫌いが分かれる味ですね。

サイドメニューとして餃子や小籠包なんかもあります。

値段はラーメン一杯で80~110MOP(≒1000~1400円)ほどで、営業時間は11:00~23:00です。

SPICE LOAD(スパイス・ロード)

名前からもわかるように、スパイスを使ったエスニック料理を提供しているお店です。

カレー、ガパオ、トムヤンクン、バクテーなど東南アジア各国の料理がいただけます。

大体どれも2~3人前くらいの量で運ばれてくるので、複数人で行くのがオススメです。
一品当たりのお値段は100MOP(≒1400円)前後とリーズナブルです。
営業時間は12:00~21:00です。

HERBAL TREASURES(ハーバル・トレジャーズ)

本場中国の薬膳料理専門です。
数千年の歴史をかけて積み上げられた伝統的な薬膳料理をいただくことができます。

ちなみに薬膳料理とは生薬を使って養生目的で作られた料理で、漢方の知識を使って調理されたもの、つまり食べる漢方みたいな感じです。
食うだけで身体の具合がすこぶる良くなるわけです( ^ω^)
たくさんの生薬を使っているのでなかなかクセのある味ですが、身体が喜んでいる感じがします。

貴重な食材を多く使っているせいかお値段は他のカジノ飯より少し高めで、一品あたり200MOP(≒2800円)前後です。
一食分だと一人5000円くらいを見ておけば良いかなと思います。
営業時間は18:00~02:00です。

Hong Pao(ホン パオ)

こちらは少し変わり種で、茶葉の専門店です。店名は高級茶葉である大紅袍(Da Hong Pao:ダーホンパオ)からきています。

中国や台湾はもちろん、世界各国から取り寄せられた茶葉を挽きたてでいただくことができます。

軽食メニューもあり、カジノでプレイしていて中に小腹が空いたときにフラっとやってくるお客さんが多いです

営業時間 月~木 金土
終日 16:00~02:00 16:00~04:00 14:00~02:00

6.お得にスタジオシティを楽しむには?

魅力あふれるスタジオシティですが、最後にスタジオシティをお得に楽しむ方法について2つご紹介したいと思います。

シティクラブの会員カードを作ろう

スタジオシティにはメルコが運営する施設で使えるシティクラブという会員サービスがあり、誰でも無料で会員になることができます。

所持しているだけで各施設の割引が受けられたり、カジノで遊ぶとポイントが貯まって宿泊券やスパの優待券などに交換することができます。

例えばスタジオシティで使うなら、会員カードを見せるだけでバットマンダークフライトの乗車券が10%引きになります( ^ω^)その他レストランなどでも割引が受けられます。
誰でも作れるので、私カジノしないんだけどって人も是非手に入れておきましょう。

作成方法ですが、カジノに入場した後下記のCITY CLUBと書かれたカウンターへ向かいます。

CITY CLUBカウンター

申込用紙を記入するとその場でカードがゲットできます。
カードと一緒に記念品が贈呈されます。

記念品

格安の旅行予約サイトを使う

マカオのホテル宿泊費は旅行予約サイトによって値段が大きく異なります。

適当に5月21日から一泊大人2名で予約を入れてみました。
上がエイチ・アイ・エス、下がagodaの予約画面です。

エイチ・アイ・エスの予約画面
agodaの予約画面

このようにagodaの方が4,000円も安いです。ちなみに楽天トラベルで同様の日付を調べると11,500円でした。
1万円代でもここまで差があり、ホテルや時期によっては2万円で泊まれる部屋が他では6万円なんていわれることもあります。

では、安く泊まるにはどこの予約サイトを使えば良いのでしょうか。

カジノ部のオススメは上記でも出ましたagodaです。

どのホテルで調べても基本的にagodaが最安値です。
agodaとか聞いたことないし、ちゃんと予約されるか不安・・・って人もいるかもしれませんが、私は今までagodaで何十泊もして一回もトラブルは起きていません。
それどころか、他の予約サイトよりよっぽど融通が利きます。
一度日程を間違えて予約してしまったことがあるのですが(しかも払い戻し不可の日)、agodaに電話するとすぐにホテルに変更依頼を出してくれて、ものの15分くらいで変更が完了しました。

agodaで予約したから冷遇される、なんてことは決してないので、こだわりがなければ是非agodaを使いましょう。

7.まとめ

ここまでスタジオシティについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

スタジオシティはカジノ好きもそうでない人も全員にオススメしたいリゾートです。
創設に多額の費用を投下しているだけあって、各施設の満足度は非常に高いです。
それでありながら、宿泊費や施設利用料はマカオの中でもかなりリーズナブルな部類です。
アクセスも良く、ここまでコスパの良いカジノホテルは滅多にないと思います。

マカオには他にどんなカジノやホテルがあるのかな?と興味がある人は是非こちらの記事を見てみてください。
マカオの全カジノとカジノホテルの情報がまとまっていますよ( ^ω^)

この記事がマカオでのカジノ旅を検討している人のホテル選びの一助となれば、島理論うま男幸甚の至りです!

皆さんの大勝を祈っています!

Good Luck!

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