はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
この記事ではテキサスホールデムポーカーの遊び方をわかりやすく解説します!
ポーカーといってもさまざまな種類がありますが、このテキサスホールデムが世界で最もメジャーです。
世界大会の優勝賞金は10億円を超えるなど、非常に夢のある世界ですね。最近ではカジノ系Youtuberの世界のヨコサワさんなど、日本人でも華のあるポーカープレイヤーの人が増えてきましたね。
「カジノでポーカーを遊びたいけどルールやゲームの流れがわからない…」というあなたに、韓国やマカオなど様々なカジノを巡っている島理論うま男がわかりやすく解説します!
目次
1. テキサスホールデムの基本ルール
ポーカーはプレイヤー同士が5枚のカードの役の強さで勝負します。
テキサスホールデムはプレイヤーに配られる2枚の手札(ホールカード)と、場に配られる5枚のカード(コミュニティカード)の計7枚を使って、一番役が強くなるような5枚の組み合わせで勝負します。
使用するカードはジョーカーを除いた52種類のトランプカードです。
ハート、クローバーのような絵柄のことをスーツと呼び、1~13の数字のことをランクと呼びます。

勝利したプレイヤーは全プレイヤーがベットしたチップを総取りできます
2. 役の強さ
テキサスホールデムには11種類の役があります。
役はポーカーハンドと呼びます。
一般的にはハンドと呼ばれることが多いですね。
実際のカジノでは
「今日は良いハンドがこねえなあ…」(今日は強い役が来ないなあ)
なんてボヤキがよく聞こえてきます。
このポーカーハンドの強さ(ランク)によって勝敗が決まります。
プレイ中にスマートフォンで「この組み合わせって何のハンドだっけな」なんて調べると黒服から取り調べを受けてしまうので、覚えてからプレイするようにしましょうね。
下記のポーカーハンドのランキング表を見て覚えましょう。
上から強い順番に並んでいます。
ロイヤルストレートフラッシュ
同じスーツでランクが10・J・Q・K・Aの5枚です。

ストレートフラッシュ
同じスーツでランクが5つ順番に並んでいる5枚です。

フォアカード
同じランクが4枚揃ったものです。

フルハウス
同じランクが3枚と、同じランクが2枚揃ったものです。

フラッシュ
同じスーツが5枚揃ったものです。

ストレート
ランクが5つ順番に並んでいる5枚です。
スーツは揃っていません。

スリーカード
同じランクが3枚揃ったものです。

ツーペア
同じランクが2枚揃ったものが2つです。

ワンペア
同じランクが2枚揃ったものが1つです。

ハイカード
上記のハンドが含まれない5枚です。
通称ブタです。

3. ゲームの流れ
席に着くところから、最後にカードをオープンして勝敗が決するところまで7つのステップに分けて解説します。
順番に見ていきましょう。
1. 席に着く
ポーカーは空いているテーブルがあれば自由に座って参加することができます。
ゲームを辞める時は1ゲームが終了したタイミングであれば自由に立ち去って構いません。
初めての方は不安だと思いますが、空いているテーブルがあれば「邪魔するで!」と勝手に座っちゃってOKです。
ちなみに挨拶しなくても大丈夫です。
最低2人いればゲームを開始することができます。
席に着くと多くのカジノではメンバーズカード(カジノに入るときに見せるカード)の提示をディーラーから求められます。
たくさん遊んだらポイントが貯まってホテルが無料で泊まれたりディナーがタダになったりするので、はじめて行くカジノではメンバーズカードを発行しておきましょう。
2. ディーラーボタンを決める
ゲームがスタートすると、最初にディーラーボタンというポジションを決めます。
麻雀に例えると親に当たります。
ディーラーボタンと呼ばれていますが、カードを配るディーラーとは違いますので注意しましょう。
分かりやすく区別するためにボタン、と呼ばれることもあります。
ディーラーがゲームを進行しますが、このボタンという単語が聞こえたら、「あぁ、いまからボタンを決めるんやな」って思ってください。
ボタンの決め方ですが、ディーラーが一枚ずつプレイヤーにカードを配り、一番強いカードの人がボタンとなります。
ディーラーボタンになると下記の画像のようにDEALERと書かれた円盤が置かれます。

3. カードが配られる
ボタンが決まると、プレイヤーにディーラーから2枚ずつカードが配られます。
1枚ずつ2周して配られます。
カードはボタンが最後に配られるように、ディーラーボタンの隣の人から時計回りに配られます。
ボタンの隣に座っている最初にカードを配られる人をSB(スモールブラインド)と呼びます。
そしてSBの次にカードを配られる人をBB(ビッグブラインド)と呼びます。
ブラインドの人は最初に決められたチップを場に出しておく必要があります。
ポーカーのテーブルには
$5/$10
SB$1 – BB$2
なんて表記が書かれています。
この表記にある左側の小さい方の額をSBの人が場に出し、右側の大きい方の額をBBの人が場に出します。
BBはSBの2倍の額です。
あなたがブラインドになった場合はこの表記を確認してチップを出しましょう。
配られた2枚のカードはホールカードと呼び、他のプレイヤーからは見ることのできないカードです。
「カード見せてくれよ」なんて他のプレイヤーから言われても見せたらダメですよ。

4. プリフロップ
カードが配られたら、最初の2枚を見てチップをベットをします。
チップをベットすることをアクションと呼び、次の4種類があります。
フォールド:ゲームから降りること。
コール:一つ前のプレイヤーのベット額と同じ金額のチップを場に出すこと。
レイズ:一つ前のプレイヤーのベット額とより高い金額のチップを場に出すこと。
チェック:一つ前のプレイヤーのベット額と自分がベットしていた金額が同じ場合、フォールドもレイズもせずにゲームへの参加を続行すること。
ハンドがよくないから降りたいって場合は「フォールド…」と言ってカードをディーラーに返しましょう。
なかなかやな、勝負しよか!って場合は「コール!」と言ってBBが出したチップと同じ金額のチップを場に出しましょう。
ハンドめっちゃ良いやんけ、絶対勝てるで!という場合は「レイズ!!!」といってBBよりも多くチップを出しましょう。
レイズにはミニマムレイズと呼ばれる最低のベット額が決まっています。
ミニマムレイズは前のプレイヤーがベットした金額の2倍以上です。
最初にベットする人はBBの次にカードを配られた人でUTG(アンダーザガン)と呼びます。
アンダーザガンは銃を向けられているという意味です。
その名の通り、UTGは最も不利なポジションです。
最初に他のプレイヤーの情報がない状態でチップを賭けなければならないからです。
パッとしない人はゲームの進行を見ていくとわかると思うので、この時点では「UTGは不利なんやな」くらいに思っておいてもらえれば大丈夫です。
UTGがアクションを終えたら、次のプレイヤーからボタンまで順番にUTGと同様にアクションを行います。
このUTGとボタンの間に座っているプレイヤーには特に名前はついていません。
ボタンまでアクションが終了すると、次はSB→BBとアクションを行います。
プリフロップの終了条件は2種類あります。
①全員のプレイヤーが同様の金額をベットした状態になる。
→次のラウンドへ
②1人のプレイヤー以外が全員フォールドする。
→ゲーム終了
この2種類の終了条件は今後のラウンドでも共通なので、ここで理解しておいてください。
順番に説明します。
①全員のプレイヤーが同様の金額をベットした状態になる。
プリフロップは誰もレイズを行わなければ、最後にBBがチェックすることによって終了します。
しかし誰かがレイズした場合、他のプレイヤーにアクションの機会が回ってきます。
取れるアクションはフォールド、コール、そしてリレイズです。
フォールドは先ほども説明したように、ゲームを降りることです。
コールやリレイズをすると追加でチップを出すことになるので、負けたときに追加で出したチップを失ってしまいます。
周りが強気にベットしている中、自分の2枚が強くなければフォールドして負けを小さくするというのも1つの選択肢になり得ます。
コールはレイズされた金額と同様の金額をベットします。
例えば自分が$2をベットした後に誰かが$10にレイズした場合、$10となるように$8を追加でベットします。
「金額を釣り上げてきやがった…!俺も勝負に乗っかってやるぜ!」というときにはコールしましょう。
リレイズは、レイズしてきた相手よりさらに多くのチップをベットします。
この場合もレイズ同様、場にベットされた金額の2倍以上になるようにベットします。
例えば自分が$2をベットした後に誰かが$10にレイズした場合、$20以上となるようにチップを追加でベットします。
強気に出てきているプレイヤーがいる中、さらに金額を釣り上げたい場合はリレイズしましょう。
リレイズが起きた場合、他のプレイヤーにアクションの機会が与えられます。
つまりレイズに対してリレイズ、それに対してさらにリレイズと、レイズが続く間は次のラウンドへは進みません。
全員がレイズされた金額と同じ額をベットした状態になれば次のラウンドへと進みます。
②1人のプレイヤー以外が全員フォールドする。
1人のプレイヤー以外が全員フォールドすれば、ゲーム自体が終了となります。
残った1人のプレイヤーの勝利となり、ポットのチップを総取りすることができます。
まだ7枚のカードが出揃っていないのにゲームが決してしまうことは不思議に思われるかもしれませんが、最初の2枚の段階でも勝率は大きく異なるので度々目にする光景です。
(最初の手札が”A A”と”2 7”でどちらの勝率が高いか、というのは想像に難くないでしょう)
この場合、2枚のホールカードは公開されません。
ちなみに公開することはルール違反ではありません。
しかし公開することによって得られるメリットはほぼありません。
公開してしまったら自分のプレーの”癖”を読むためのヒントを与えてしまうことになるからです。
また、「全員フォールドしたけど、実は俺の手はゴミ手だったんだぜ!w」
なんて自慢をしてしまうと、マナー違反で他のプレイヤーから嫌われます。やめておきましょう。
以上が終了条件です。
ここでは全員プレイヤーが$2をベットしてプリフロップが終了したとしましょう。

次のラウンドへ進みます。
5. フロップ
プリフロップが終わると、フロップというラウンドに進みます。
まずディーラーが山から1枚カードを破棄します。
これをバーンカードと呼びます。
カードに傷を付けて次のカードを予測したりといった不正を防ぐために行います。
その後ディーラーが山から3枚をめくり全員が見えるようにテーブルに置きます。
この全員から見えているカードをコミュニティカードと呼びます。
プレイヤーは2枚のホールカードと3枚のコミュニティカードで計5枚が見えている状態になりました。
ここまでいくと大体自分のハンドが強いか弱いかが決まります。
3枚カードがめくられるとプリフロップと同様にSBから順番にアクションを行っていきます。
フロップの終了条件はプリフロップのときと同様、下記の2種類です。
①全員のプレイヤーが同様の金額をベットした状態になる。
→次のラウンドへ
②1人のプレイヤー以外が全員フォールドする。
→ゲーム終了
ここでは全員のプレイヤーが$2をベットしたままフロップが終了したとしましょう。

次のラウンドに進みます。
6. ターンとリバー
フロップが終了するとコミュニティカードの4枚目が開かれます。
このラウンドをターンと呼びます。
フロップと同様、4枚目が開かれるとそれぞれのプレイヤーがアクションします。
しつこいようですが、終了条件はプリフロップ、フロップと同じです。
①全員のプレイヤーが同様の金額をベットした状態になる。
→次のラウンドへ
②1人のプレイヤー以外が全員フォールドする。
→ゲーム終了
ここでは全員のプレイヤーが$2をベットしたままターンが終了したとしましょう。

次のラウンドでは最後、5枚目のコミュニティカードが開かれます。
このラウンドをリバーと呼びます。
リバーでも今までのラウンドと同様、それぞれのプレイヤーがアクションします。
終了条件はもうお分かり、下記の2つです。
①全員のプレイヤーが同様の金額をベットした状態になる。
→次のラウンドへ
②1人のプレイヤー以外が全員フォールドする。
→ゲーム終了
ここでは全員のプレイヤーがチェックして$2ベットしている状態だとしましょう。

次のラウンドに進みます。
7. ショーダウン
ショーダウンでは、各プレイヤーがホールカードの2枚を公開して、5枚のコミュニティカードを加えた計7枚のハンドの強さで勝敗を決めます。
公開する順番は下記のように決まります。
・リバーで最後にレイズした人から時計回り
・リバーでレイズした人がいなければSBの人から時計回り
一番強いハンドのプレイヤーにポットにある全てのチップが渡されます。
このショーダウンをもってゲームは終了となります。
次のゲームはSBだった人がボタンとなり、時計回りにSB、BB、UTG…とポジションが決まります。
4. その他の覚えておくべきルール
ゲームの流れを見ていきましたが、上記には出てこなかった覚えておくべきルールがあります。
オールインとサイドポット、チョップを紹介します。
オールインとサイドポットは関係が深いので同時に解説します。
オールインとサイドポット
他のプレイヤーがレイズした金額に対して、自分の手持ちのチップが足りていないといった場合があります。
このような場合、手持ちのチップをすべてベットすることによってゲームに参加し続けることができます。
これをオールインと呼びます。
その代わり、オールインして勝利した場合得られるチップは自分がベットした金額までです。
オールインした場合、ポットとは別にサイドポットという別のポットを用意します。
オールインした後にベットされたチップは、全てこのサイドポットに置かれます。
オールインしたプレイヤーが勝利した場合、得られるのはポットにあるチップだけで、サイドポットのチップは得られることができません。
サイドポットのチップはフォールドしなかった他のプレイヤーの中で一番ハンドが強かったプレイヤーに渡されます。
オールインした人以外のプレイヤーが勝利した場合、ポットとサイドポットにある全てのチップを得ることができます。
チョップ
ショーダウンした後プレイヤーのハンドの強さが同じだった場合、残っているプレイヤーの数でポットのチップを割ってそれぞれに均等に分配されます。
もし割り切れなかった場合、余りのチップはSBの席から近い人に支払われます。
SBがショーダウンまでフォールドしていなければSBに、もしフォールドしていればBBに、BBがフォールドしていればUTGに…とSBから時計回りで最後まで残っていた人に支払われます。
5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はカジノで最もメジャーなポーカーであるテキサスホールデムのルールを解説させてもらいました。
テキサスホールデムは、もちろん運もありますが実力が7割といわれています。
またバカラやブラックジャックと違ってプレイヤー同士が勝負します。
つまり、練習して強くなればカジノで稼ぎ続けることも可能です!
ポーカーで財を築いたプロポーカープレイヤー達はたくさんいます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ポーカーデビューを考えている全国のギャンブラーの参考になれば島理論うま男、幸甚の至りです!
Good Luck!