大小

【完全初心者向け】中国発祥!サイコロ賭博、大小(シックボー、タイサイ)のルールと賭け方をどこよりも分かりやすく解説!

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はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!

日本でサイコロを使ったギャンブルと言うと「チンチロリン」を想像する人も多いかもしれません。国内では某ハンチョウのおかげでチンチロは有名なゲームになりましたが、世界的に最も有名なサイコロ賭博はチンチロリンではなく「大小」です。

この「大小」というゲーム、日本語ではそのまま「だいしょう」と読みますが、カジノでは「Sic-bo(シックボー)」と表記されています。

中国発祥のゲームということもあり、中国人は「タイサイ」と読んだりもしていますね。

3つのサイコロを振り、その出目や、その数字の大小を予測して賭けるゲームです。

アジア圏では非常に親しまれたゲームとなっており、韓国やマカオのカジノでは一生懸命出目をメモしながらプレイに勤しんでいる人を目にすることができます。

カジノのテーブルゲームでは、ブラックジャック、ポーカーなども高い人気を博していますが、それらのゲームと比較すると「運要素」がかなり強いゲームです。

この記事ではそんな大小(シックボー、タイサイ)のルールと賭け方について、画像を交えながらどこよりも分かりやすく解説していきます!

「今度海外旅行がてらカジノに行くけれど、いきなりブラックジャックやポーカーのテーブルに座るのは怖いなぁ…」

「カジノ初心者向けのゲームはどれだろう…」

「大小を当てるだけとは言うけれどゲームの流れとかのイメージが掴めないなぁ…」

という方は、是非この記事を最後まで読んでみてください!

はじめてカジノに行く人でもばっちり大小(シックボー、タイサイ)のルールや賭け方、実際のゲーム進行などを抑えることができます( ^ω^)

1.大小ってどんなゲーム?5行でサクッと解説!

大小はサイコロ3つを使って行うゲームです。賭人(お客さん)はディーラーが振るサイコロの出目を予測し、数字の大きさや出目を当てていきます。

出づらい出目ほど高配当、よく出る出目はオッズも低め、という設計になっており、「腕前」よりも「運」のほうが大切なゲームです。

2.賭ける場所と配当、的中率を画像付きで総まとめ

賭人(お客さん)は下記の図のようなベット表にチップを置いて賭けていきます。

カジノによってこのベット表のフォーマットはまちまちですが、デザインが異なるというだけで、配当や的中率が変わるわけではないです。

各テーブルで定められたミニマムベット(最低の賭け金額)テーブルリミット(最大の賭け金額)の間であれば、いくらベットしても問題ありません、チップを置く場所も1か所にしか置けないということはなく、何カ所にベットしても構いません。

上記のベット表を見るとチップを置ける場所が無尽蔵にあって、少々面食らってしまいますが、大別するとベット方法は7種類となっています。

各ベット方法と、的中率、配当をまとめたので見ていきましょう。

2.1 大小

ゲーム名にもなっているベット方法です。サイコロの出目の合計が「4」~「10」であれば「小」「11」~「17」であれば「大」となります。

ぞろ目が出てしまったときにはカジノ側の総取りとなってしまいます。ルーレットでいうところの「0」や「00」が出たケースと一緒ですね。

図の右上、左上の部分にチップを置くことで、賭けることが可能です。

的中率

大小どちらに賭けても48.61%

配当

的中した場合には2倍の配当が付きます。

2.2 シングル(ストレート、ナンバー)

「1」~「6」の数字の中からひとつを選びベットします。

振られる3つのサイコロのうち、ひとつでもその目が出れば的中となり、もしも複数個のサイコロでその目が出るようであれば配当も上がる、という賭け方です。

下記画像のひとつしかサイコロの目が書かれていない部分にベットします。

例えば「3」にシングルベットしたとすると、

  • 「3」「5」「6」のようにひとつが選んだ数字であれば2倍の配当
  • 「3」「3」「4」のように二つが選んだ数字であれば3倍の配当
  • 「3」「3」「3」のようにぞろ目が出れば4倍の配当

と言った具合です。

ゲーム中、しばらくこの数字出ていないな…というタイミングなどでベットするのがおすすめですね。

とは言え、的中率とハイとのバランスが著しく悪い(カジノ側に有利)なベット方法なので、賢明なカジノ部の読者の皆さんは避けたほうが良いベット方法だと覚えておいてください。

的中率

  • 3つのサイコロのうち、ひとつで選んだ数字が出る確率は42.12%
  • 3つのサイコロのうち、ふたつで選んだ数字が出る確率は4.62%
  • 3つのサイコロのうち、選んだ数字でぞろ目が出る確率は0.46%

配当

  • 数字が一つ的中で2倍の配当が付きます。
  • 二つ的中で3倍の配当が付きます。
  • ぞろ目の場合には4倍の配当が付きます。

2.3 ペア

振られる3つのサイコロのうち、その中に含まれる特定の2つの出目(例えば「1.3」や「2.5」、「6.6」など)を予想し、賭ける方法です。

ぞろ目を指定することを「ダブル」、それ以外を指定することを「コンビネーション」と呼びます。ダブルは6種類、コンビネーションは15種類の出目があり、配当がそれぞれ異なります。

的中率

  • コンビネーションの的中率は11.11%
  • ダブルの的中率は8.33%

配当

  • コンビネーションは的中すると6倍の配当が付きます
  • ダブルは的中すると10倍の配当が付きます

2.4 トータル

3つの出目の合計数が「4」~「17」のどれになるかをピンポイントで当てる賭け方です。

選ぶ数字によって出現率が変わる為、オッズにも傾斜が賭けられています。

最も出現しやすい「9」~「12」の配当は6倍、最も出現しづらい「4」や「17」の配当は60倍とかなり開きがあります。

余談になりますが、韓国のカジノでこのゲームをプレイしていた中国人のおじさんが500円を「4」にベットして的中、次のゲームで「17」に勝ち分の3万円をそのまま置いて180万円になっているのを見たことがあります。夢がありますよね( ^ω^)

実際にベットを行う時は下記の画像の内の黄色線部分にベットします。

それぞれの出目の一覧と出現確率、配当を以下にまとめたので参考にしてみてください。

各項の配当はベットした金額を除いた、純粋な勝ち分を記載しています。

2.4.1 合計が4になる場合

出目一覧:

的中率:1.39%

配当:60倍

2.4.2 合計が5になる場合

出目一覧:

的中率:2.78%

配当:30倍

2.4.3 合計が6になる場合

出目一覧:

的中率:4.17%

配当:17倍

2.4.4 合計が7になる場合

出目一覧:

的中率:6.94%

配当:12倍

2.4.5 合計が8になる場合

出目一覧:

的中率:9.72%

配当:8倍

2.4.6 合計が9になる場合

出目一覧:

的中率:11.11%

配当:6倍

2.4.7 合計が10になる場合

出目一覧:

的中率:12.50%

配当:6倍

2.4.8 合計が11になる場合

出目一覧:

的中率:12.50%

配当:6倍

2.4.9 合計が12になる場合

出目一覧:

的中率:11.11%

配当:6倍

2.4.10 合計が13になる場合

出目一覧:

的中率:9.72%

配当:8倍

2.4.11 合計が14になる場合

出目一覧:

的中率:6.94%

配当:12倍

2.4.12 合計が15になる場合

出目一覧:

的中率:4.17%

配当:17倍

2.4.13 合計が16になる場合

出目一覧:

的中率:2.78%

配当:30倍

2.4.14 合計が17になる場合

出目一覧:

的中率:1.39%

配当:60倍

ここで注目すべきは的中率が「11.11%」「12.50%」と開きがあるにも関わらず、配当が同じ「8倍」のケースがあるなど、ベットする箇所によって期待値が変わる、ということです。

大小は「運」が支配するゲームですが、このトータルでのベットをする時には下記の順番で戻しが良い(カジノ側が不利)ベットになっています。

  • 1位:7、14(期待値:90.28%)
  • 2位:8,10,11,13(期待値:87.50%)
  • 3位:4,5,16,17(期待値:86.11%)
  • 4位:9,12(期待値:77.78%)
  • 5位:6,15(期待値:75.00%)

的中率だけを見れば10、11になるのにベットするのが最も当たりやすいベット方法ですが、配当などを考慮に入れると7,14にベットするのが最も有利になります。

とは言え、ブラックジャックやバカラなどのゲームと比べると控除率(カジノ側の取り分)が基本的にかなり大きい博打になるので、「大小テーブルでトータルベットを主戦場にしないほうが良い」というのは、抑えておきたいポイントになります。

最下位の6,15の控除率は25%になりますが、これは日本の公営ギャンブルの競馬や競輪、競艇で設定されている控除率と同じ水準です。海外カジノの魅力は「低い控除率」になりますので、こういった養分ベットはなるべく減らすことが勝ちへの近道ですね。

2.5 エニートリプル

「何かしらのぞろ目が出る」ことにベットする賭け方です。

下記画像の黄色線内部にチップを置くことで賭けることができます。

的中率

2.77%

配当

的中すると30倍の配当が付きます。

2.6 トリプル

「特定のぞろ目が出る」ことにベットする賭け方です。

下記画像の黄色線内部にチップを置くことでベット可能です。

的中率

0.46%

配当

的中すると180倍の配当が付きます。

一部のカジノなどでは150倍の配当しかつかないところもあったりしますが、これは期待値の観点から、触らないほうが良いベット方法になります。

賭ける前にオッズを確認してからベットするようにしましょう。

2.7 その他

ここまでが大小の主なベット方法ですが、一部のカジノでは下記の図の左側のように特定の出目にベットできるようになっていることもあります。

特に大小の人気が高いマカオや韓国などのアジア圏のカジノではこのベット表が採用されておることが多く、実質的に全ての出目に賭けられるようになっています。

配当もバラケ目(3つのサイコロの全てで違う数字が出ること)で30倍チンチロ目(3つのサイコロのうち2つが同じ数字が出ること)で50倍となっているので、一発当てると大きなリターンを出すことができます。

3.実際のゲームの流れと注意点3点

さて、ここまで具体的なベット方法やオッズについて説明してきましたが、これだけでは実際のカジノに行ったときに、スマートに着席しベットできるか不安という人も多いかと思います。

この項では実際にカジノに入場した後、どのようにゲームを開始し、終了するのかについて順を追ってまとめておこうと思います。

あくまでもカジノ部が世界中のカジノを回ってきた経験から、一般的なカジノの例をまとめていますので、ハウスルールがある場合にはそれに従いましょう。

最近ではディーラーとのやり取りをせずとも大小を楽しめるよう、画面を見ながらタッチパネルで賭けることの可能な筐体も出てきていますが、ここでは通常のテーブルゲームとして行われてる大小について説明していきます。

カジノでの勝負の様子は以下の記事にもまとまっているので、渡航前にはチェックしておいてください。一段とイメージがつかめるかと思います。

※具体的なカジノでの大小体験記事を挿入

3.1 カジノに入場し、大小のテーブルを探しましょう

カジノに入場し、大小テーブルの置いてあるエリアに向かいましょう。

初めて入場する場合には受付カウンターで会員カードを作ることをお勧めします。大抵のカジノは顧客管理のために会員カードを提供していて無料で作成できます。

一度作りさえすれば、次回以降は作成の必要はありません。

写真は韓国パラダイスシティカジノ会員カード

大小では「ディーラーがサイコロを振る」とお話ししましたが、不正などを防ぐために殆どのカジノでは「機械での自動振り」が採用されています。

ボタン一つで自動的にサイコロが振られ、結果も自動的に記録されていきます。

大抵の場合はルーレットテーブルの近くにあることが多いので、それを目安に探すとすぐに見つかると思います。

3.2 空席のある大小テーブルに着席したら、会員カードをディーラーに渡しましょう

着席、と書きましたが大小のテーブルには椅子が設置されていないことが多く、立ったままベットするスタイルが一般的です。

もしもまだ現金をチップに換えていない場合には会員カードと一緒に現金を渡し、チップに両替してもらいましょう。

チップへの両替は、一度キャッシャー(両替所)で現地通貨に換えてからテーブルでチップに変換、日本円をそのままテーブルで出してもOK、などカジノによってルールが様々なので、周りの様子を見て判断しましょう。

カジノ部の各カジノの体験記事にはそのあたりの細かい部分もまとまっているので、自分が行くカジノの体験レポートには目を通しておくようにしましょう!

注意点①

ゲームの進行中に会員カードを渡そうとするとディーラーの人に迷惑そうにされます。必ず1ゲーム終了し、チップの配当などが完了した後に渡すようにしましょう。

3.3 ディーラーの案内に従って、ベットしましょう

前のゲームの精算が済むと、ディーラーが「Place your bet,Place your bet.(プレィスユアベーット、プレーシュアべー)」(賭けて良いですよ)と案内してくれます。

そこから30秒~1分ほどがベットタイムとなり、思い思いの場所にチップを置いていくことになります。

実際の大小テーブルは結構横に長いので、右端のあたりに立って遊んでいると手を伸ばしただけでは左端のベットゾーンには手が届かなかったりします。

テーブルが空いているようであれば真ん中のエリアに陣取るのがおすすめです。

全員のベットがひと段落すると、ディーラーが「No more bet, No more bet.(ノーモアベーッ、ノーモアベー)」と言いながらベルを鳴らします。

ビストロス●ップで中居君が鳴らしているようなやつだったり、居酒屋とかのレジにあるやつだったり形状はまちまちですが、これが鳴ると「それ以上ベットしないでください。既にベットしたチップにはもう触らないでください」という合図です。

あとは結果を待つだけです。

注意点②

ベルが鳴った後にチップを追加したり、置いたチップを引き戻したりすると不正行為と見做されてゲームが一時中断、ビデオ確認などが行われることになります。

周りのお客さんにも迷惑をかけることになってしまうので、ベルが鳴ったら手は膝の上、というような心持でプレイするとよいと思います。

3.4 ゲームの結果が出たら、配当が付くのを待ちましょう

サイコロが降られる時には「ばいーん!」という小気味良い効果音が鳴る筐体もあれば、「カラカラカラ…!」と静かに賽が踊る筐体もあります。

殆どの筐体では的中した箇所がLEDライトで照らされ、自分のベットが的中したか一目でわかるようになっています。

ルーレットなどと同様に、まずは外れたチップをディーラーの人が回収し、そのあと的中したチップに対して配当をつけていく、という流れで進行します。

全ての処理が完了するまで大人しく待つようにしましょう。

注意点③

配当が全員につく前にベットエリアに手を入れてしまったりチップを触ってしまうと「不正行為か?」と見られてしまい、確認のために「Check」と言われるビデオでの確認作業などが行われることになります。

他のお客さんはその間ゲームをすることができず、冷ややかな目線を浴びることになるので注意しましょう。

3.5 次のゲームに進みます

前のゲームの精算が完了すると、ディーラーが「Place your bet,Place your bet.(プレィスユアベーット、プレーシュアべー)」と、次のゲームの開始を告げます。

ゲームを終了するときは、忘れ物がないか確認したうえで無言で立ち去ればOKです。

4.まとめ

中国発祥のサイコロ賭博、大小(シックボー、タイサイ)のルール、賭け方、的中率や配当、実際の遊び方についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

カジノゲームの中ではやや控除率(カジノ側の取り分)が大きめのゲームになっていますが、それでも日本国内でプレイできる公営ギャンブルやパチンコ、スロットなどと比較するとかなり有利な勝負が可能です。

ゲームのルールがシンプルであること、ディーラーとのコミュニケーションが必要ない種目であることから、カジノデビューの際に挑戦するゲームとしてはイチオシです!

足繁くカジノ通いをしているカジノ部の部員も、アジア圏のカジノに出向いた際には大小で勝負を仕掛けることも珍しくありません。

実践の様子は以下の体験レポートのシリーズにまとまっているので、カジノデビューを控えている人は要チェックです!

大小以外のメジャーなカジノゲームのルールも以下の記事から、読んでもらえます!興味のあるゲームがある人はチェックしてみて下さい。

この記事を読んだことが皆さんの大勝利の一歩目になることを祈っています!カジノを倒産させるくらいの、目の前の景色が歪むような大勝をしていきましょう!

多くのギャンブラーの参考となれば、島理論うま男、幸甚の至りです!

Good Luck!!

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