はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
今回は欧米で大人気のカジノゲーム「クラップス」について、ルール、カジノでの遊び方を解説します。
「とりあえずルールが知りたい!」という方はもちろん、「実際のカジノでの遊び方やマナーも知りたい」という方にとっても満足いただける内容にまとめています。
画像をたっぷり使って限りなく簡単に解説しているので、他のサイトを見てイマイチ分からなかった人でもバッチリ理解してもらえると思います。
まずは、クラップスってどういうゲームなんだろう?という概要から見ていきましょう( ^ω^)
目次
1. クラップスってどういうゲーム?
クラップスのゲーム性を一言で表すと、「2つのサイコロを使って、出目を当てるゲーム」です。
ゲームのフローはチップをベットして特定の目になることを祈るというもので、大小やルーレットなんかに似てますね。
対戦相手はルーレットや大小などのゲームと同じく、カジノ側であるディーラーです。
サイコロの出目を予測してベットし、見事当選すればディーラーから払戻しを受けることができます。
ただし、サイコロを振る回数が複数回である点、ベット先の種類が多い点などクラップス独特のルールもあります。
具体的なルールは2. クラップスのルール説明を見てもらうとして、ここではざっくり「サイコロ出目の結果に応じて勝敗が決まるゲーム」とだけ思っていただければ大丈夫です。
こちらのクラップス、アジア圏のカジノではあまり見かけないゲームですが、欧米のカジノでは実は非常にポピュラーなんです。
カジノによっては、カジノゲームの女王とも呼ばれるルーレットより台数が多いというところも珍しくありません。
人気の秘訣はズバリ、 プレイヤーの介入要素が大きい 、控除率が低いという点です。
具体的には、
- サイコロはプレイヤーが振ることができる。
- ベット先の種類が多いためプレイヤーの選択肢が豊富。
- 正しく立ち回ることで控除率を下げることができる。
などの要素です。
プレイヤーがサイコロを振るというのはかなり珍しい感じがしますよね。
ルーレットでディーラーではなく自分で玉を投げられるようなものです。
自分で振ったからといってサイコロの出目を操作できるという訳ではありませんが、実際にやってみるとこの自力感に結構引き込まれるんですよ( ^ω^)
またクラップスはベット先にいろいろな種類があるのですが、しっかり知識を持ってベットすることで控除率を大幅に下げることができます。
正しく立ち回れば控除率は1%以下となり、ルーレットなど他のカジノゲームに比べると有利に立ち回ることができます。 (ルーレットの控除率は約5.26%)
ギャンブルに戦略的な要素を求めるという人はツボにハマるかもしれません( ^ω^)
2. クラップスのルール説明
では早速ルールの説明に入っていきます。
まずは基本の基本、ゲームへの参加方法から見ていきましょう。
2.1 ゲームへの参加方法
カジノに入場してクラップスのテーブルを探します。
テーブルは下記の写真を参考にしてください。
端が高くなっている楕円形のテーブルで、プレイヤーが立ってプレイしているのが目印です。
ワイワイしているテーブルの中に入り、ディーラーに現金を渡してチップに交換してもらいます。
テーブルゲームはゲームが1セット終わったタイミングでチップへの交換を申し出るのがマナー的に良いとされていますが、クラップスの場合はテーブルに入ったタイミングでチップ交換を申し出てOKです。
詳細は後述しますが、クラップスはベット方法が少し特殊でゲームの途中でもベットができるため、テーブルに入ってすぐ参加することができるのです。
ひとまず、チップを手に入れて参加の準備を整えましょう。
2.2 ベット方法
お次はクラップスの肝、各ベット方法について見ていきましょう。
ゲームがスタートするとディーラーが「Place your bet.(ベットしてください)」と呼び掛けるので、賭けたい場所にチップを置きます。
一定時間経つと「No more bet.(これ以上ベットしてはいけません)」と言ってディーラーがベットを締め切ります。
この後サイコロを振り、当選の結果に応じて払戻しが得られる…といった流れになります。
クラップスのベット方法を知るために、まずはチップを置くためのベッティングエリアを見てみましょう。
こちらはクラップスのテーブルを上から見た様子です。
初見だと何が何やらさっぱりですね(; ^ω^)
こちらの白い枠で囲まれた範囲の中にチップを置くことでベットが成立します。
クラップスは賭け方のパターンが多いゲームで、全部で13種類のベット方法があります。
全部覚えるのはなかなか大変そうですが、実際はそんなに難しくありません。
というのも、バカラでペアやタイに賭ける人が少数なように、王道となるベット方法は3種類ほどです。
また、他のベット方法も王道となるベット方法の亜種的な賭け方になるので、容易に理解できます。
それでは、各ベット方法の内容を見ていきましょう。
PASS LINE(パスライン)
(※ベットエリアは左右対称で同じ部分があるので、半分は消してコンパクトにしておきました。)
パスラインはクラップスで最も人気のあるベット方法の1つです。
そして、他のベット方法も基本的な仕組みはほとんど同じで、パスラインの亜種みたいなもんです。
パスラインをしっかり理解しておけばクラップスのルールは9割マスターしたも同然なので、しっかり頭に入れましょう。
冒頭でもちょこっとお話しましたが、クラップスはサイコロを複数回振ります。
ゲーム終了のタイミングは「2つのサイコロの出目の合計が7だった場合」です。
例えば1投目に7が出ればすぐにゲームは終了しますし、7が出ない限りは10投目、20投目といくらでも続いていきます。
ちなみに1投目のことをカムアウトロールと呼びます。
この記事では1投目という言葉で統一しますが、一応覚えておいても損はないと思います。
7が出るまでゲームが続くということを念頭に置いた上で、パスラインの勝敗の決め方を見ていきましょう。
勝敗を左右するのは出目だけでなく、その出目が何投目に投られたものなのかによっても変わってきます。
出目が7,11だった場合、勝利となります。
出目が2,3,12だった場合、敗北となりベットしていたチップは回収されます。
4,5,6,8,9,10 がでたとき、その出目をポイントと呼びます。
この数字は2投目以降の勝敗に影響します。
出目が7だった場合、敗北となります。
出目がポイントだった場合、勝利となります。
(2投目以降に2,3,12が出ても勝負は続きます。)
注目すべきは、1投目と2投目以降で勝敗の決め方が全く違うことです。
勝利したときの配当は2倍です。
(例えば1ドルベットしていた場合、2ドル返ってきて1ドル儲かります。)
パスラインのベット方法を画像にまとめました。
1投目はとにかく「7こい!」って感じなんですが、2投目以降になると「7くんな!」ってなるわけです。
一瞬で勝負が決するルーレットや大小にはないクラップス特有の焦らしがハラハラさせてくるんですよね( ^ω^)
バカラで3枚目にもつれ込んだときの緊張感が好きな人にはわかると思います。
また、パスラインにはオッズというベットが存在します。
1投目で勝負が決まらなかったとき、パスラインに追加ベットを行うことができるというものです。
1投目の後にベットする時間があるので、このときにテーブルにチップを置きます。オッズはこの1投目が終わったタイミングでのみ可能です。
追加ベットの額はカジノによって異なり、基本的に最初にベットした額と同額ですが、2倍、3倍の額が認められているカジノもあります。
オッズをするには、下の画像のように最初置いたチップのすぐ側に並べて置いてください。
このオッズ、さらっと書きましたが実はめちゃ重要です。
というのも、オッズの控除率はゼロなんです。
世界の賭場は広しといえど、控除率がゼロのギャンブルができるのはクラップスのオッズくらいでしょう。
客がいくらベットしてもカジノは得しないので、上限が決められているわけです。
オッズの配当はポイントによって異なります。
ポイント | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 2:1 | 3:2 | 6:5 | 6:5 | 3:2 | 2:1 |
配当の見方は、〇:△と記号にすると、△のベットに対して〇だけ儲かるようにチップが配分されます。
例えば10ドルベットしていてポイント9で勝利したとしましょう。
ポイント | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 2:1 | 3:2 | 6:5 | 6:5 | 3:2 | 2:1 |
このとき3:2の配当が得られます。
2ドルのベットに対して3ドルが儲かる計算、つまり今回10ドルベットしていたので15ドル儲かるということです。
Don’t Pass Bar(ドント パス バー)
簡単にいうとパスラインの逆です。
勝敗の決め方はこちら。
出目が2,3だった場合、勝利となります。
出目が7,11だった場合、敗北となりベットしていたチップは回収されます。
出目が12だった場合、引き分けとなりベットしていたチップが返ってきます。
出目がその他の数字(4,5,6,8,9,10)だった場合、勝負は2投目以降に持ち越しとなります。
出目が7だった場合、勝利となります。
出目がポイントだった場合、敗北となります。
出目が7もしくはポイント以外だった場合、勝負は続行となります。
注目すべきは、1投目と2投目以降で勝敗の決め方が全く違うことです。
仕組みはパスラインと同じですが、引き分けの12を除けば勝敗の出目が全く逆になっています。
王道の逆を行きたい闇の主人公タイプにオススメなベット方法です。
勝利したときの配当はパスラインと同じく2倍です。
ドントパスバーのベット方法を画像にまとめました。
注意すべき点としては、パスラインにベットする人が多いということ。
仮にパスライン勢が負けた場合、ドントパスバーにベットしていた自分だけがチップを掠めていくわけです。
実際結構気まずい雰囲気になることもあり、自分のような小心者は怖くてベットできません(; ^ω^)
個人的な経験ですが、ここにベットする人は中国人富裕層が多いように思います。
やはり己を貫く意思が強かったからこそ、資本家へ成り上がることができたのでしょう。
ドントパスバーにもパスラインと同じくオッズがあります。
パスラインと同じく、1投目が終わった直後のみベットすることができます。
オッズするときは下記のように最初に置いていたチップから少しずらして重ねて置きましょう。
オッズの配当は以下のようにポイントによって変わります。
ポイント | 3 | 4 | 5 | 10 | 9 | 10 |
配当 | 1:2 | 2:3 | 5:6 | 5:6 | 2:3 | 1:2 |
COME(カム)
一言で要約すれば、2投目以降から始まるパスラインです。
2投目以降の好きなタイミングでベットすることができます。
こちらは具体例を見た方が分かりやすいので、実際のプレーに沿って説明していきます。
ここでは3投目にベットしたとします。
【具体例】
1投目に4が出たとします。
このときポイントは4となり、ゲームは2投目へ続行となります。
2投目は5が出たとします。
7もポイントも出ていないので、3投目に続きます。
3投目、ここでカムにベットしたとしましょう。
このときカムの勝利条件はパスラインの1投目と同じく、 7,11で勝利、2,3,12で敗北、それ以外の数字は続行となります。
そして続行となった場合、今回の3投目の出目がカムした人専用のポイントとなります。
では、3投目9が出たとしましょう。4投目に続行になります。
4投目は4が出たとします。
パスラインの人にとってはポイントが出たので勝利となりますが、カムの人には関係ありません。カムのポイントは3投目の9だからです。
5投目以降も同様に、7が出れば敗北、ポイントが出れば勝利となります。
勝利したときの配当はパスラインと同じく2倍です。
カムのベット方法を画像にまとめました。
まさに、自分だけ固有のポイントを持ったパスラインって感じですね。
クラップスはサイコロが投げられた後、次のサイコロを投げるまでの間、ベットする時間が設けられます。
カムに賭けたいときは、この時間にベットしましょう。
またパスラインと同じくカムにもオッズがあります。
上記の例でいうと、3投目にベットしたので4投目に移るまでの間の時間にベットすることができます。
オッズするときは下記のように最初に置いていたチップから少しずらして重ねて置きましょう。
オッズの配当はパスラインと同じで以下の通りです。
ポイント | 4 | 5 | 6 | 8 | 9 | 10 |
配当 | 2:1 | 3:2 | 6:5 | 6:5 | 3:2 | 2:1 |
Don’t COME Bar(ドントカムバー)
パスラインとドントパスバーの関係と同じく、カムの逆の出目を期待するベット方法です。
カムと同じく2投目以降にベットすることができます。
ベットしてから最初の出目が7,11だった場合敗北、2,3だった場合勝利、12だった場合引き分け、出目がその他の数字(4,5,6,8,9,10)だった場合その出目はポイントとなり、勝敗は持ち越しとなります。
その後、7が出れば勝利、ポイントが出れば敗北となります。
勝利時の配当はパスラインやカムと同じく2倍です。
ドントカムバーのベット方法を画像にまとめました。
オッズも可能です。
オッズするときは下記のように最初に置いていたチップから少しずらして重ねて置きましょう。
オッズの配当はドントパスバーと同じで以下の通りです。
ポイント | 3 | 4 | 5 | 10 | 9 | 10 |
配当 | 1:2 | 2:3 | 5:6 | 5:6 | 2:3 | 1:2 |
The Place Bets(プレイスベット)
一言でいうと、自分でポイントを決めて勝負できるベット方法です。
2投目以降ならいつでもベット可能で、7より前に自分がベットした数字の出目が出れば勝利となります。
先に7が出てしまうと負けになります。
勝敗の決め方はとても単純なのですが、ベットする数字によって払い戻し率が変わるという点には注意が必要です。
なぜ払い戻し率が変わるのかというと、2つのサイコロの出目の合計は出現確率が一律ではないからです。
例えば
4となる組み合わせは(1,3)(3,1)(2,2)の3通りですが、
6となる組み合わせは(1,5)(5,1)(2,4)(4,2)(3,3)の5通りあります。
確率にすると、6の出現率は4よりも1.67倍ほど高いことになります。
4にベットして勝利した場合、6にベットしたときよりも多くリターンを貰えないと割に合いません。
下記にプレイスベットの払い戻し率をまとめました。
リスクリターンを考えた上でベットしましょう。
Big Six、Big Eight(ビッグシックス、ビッグエイト)
ビッグシックスは、2投目以降ならいつでもベット可能で、7より前に6が出れば勝利となります。
先に7が出てしまうと負けになります。
ビッグエイトもビッグシックスと全く同じで、7より前に8が出れば勝利となります。 違いは6か8かだけです。
ここ違和感に気づく方もいるかと思いますが、このビッグシックスとビッグエイト、なんとプレイスベットと勝敗の決め方が全く同じです。
何が違うのかというと払い戻し率です。
プレイスベットで6にベットして勝利すれば1.17倍のチップが儲かる(6ドルベットしていたら7ドル儲かる)のに対して、ビッグシックスで勝利しても1倍のチップしか儲かりません。
なぜこのようなベット方法があるのでしょうか?
それは、情弱からチップをたくさん盗るためです。
見てください、このデカデカとした6と8の数字。
文字も赤ですし、なんか賭けてみたくなりませんか?
完全にネタ扱いのベット方法なので、リターンを考えるなら一切ベットしてはいけません。
Field Bets(フィールドベット)
今まで解説してきたベット方法とは異なり、ベットした直後の一回の出目で勝敗が決まります。
1投目からいつでも参加することができ、2,3,4,9,10,11,12がでれば勝ち、5,6,7,8が出れば負けです。
勝利した場合はベット金額の1倍分儲けることができますが、2,12で勝利した場合はボーナスとして2倍分返ってきます。(10ドルベットしていたら30ドル返ってきて20ドル儲かる)
ここに2,12はDouble、つまり2倍だよ~って書いてますね。
DoubleではなくTripleと書いてある、つまり3倍もくれる太っ腹なカジノもあります。
2,12は出目が「1と1」か「6と6」のときだけなので、出現率が低くプレミア的な扱いをされています。チンチロや大小なんかと似ていますね。
Hard Way(ハードウェイ)
特定のゾロ目を狙うベット方法です。
1投目からいつでも参加することができ、ベットしたゾロ目が出たら勝利、7もしくはゾロ目以外の数字(例えば3,5など)が出たら負け、ベットしていない何かしらのゾロ目が出たら続行です。
ゾロ目が出ること自体が6回に1回の確率なので、ほとんど一発勝負です。
勝利時の払い戻しですが、サイコロの絵の下に書かれている〇 FOR 1という部分を見ればわかります。
例えば3のゾロ目にベットした場合10 FOR 1と書かれていますが、これは賭けたチップの10倍が返ってくる(10ドルベットしてたら100ドル返ってくる。つまり90ドル儲かる)ということです。
儲けは10倍ではなく9倍分だけという点に注意しましょう。
Horn Bets(ホーンベット)
2,3,12となる特定の出目を狙うベット方法です。
ハードウェイと同じく1投目からいつでも参加可能ですが、気を付けるべき点は一発勝負であること。
ハードウェイは7かゾロ目以外の数字が出れば続行なのでまだ当たりやすいですが、ホーンベットは正真正銘の一発勝負。その分払い戻しも大きくなっています。
Any Craps(エニークラップス)
2,3,11,12いずれかの出目を狙うベット方法です。
ホーンベットと同じくベットした直後の出目で外れた場合は敗北となるので、一発勝負です。
当選率は1/9と薄い確率ですが、出目まで当てる必要があるホーンベットに比べれば、まだ当たりやすいです。
ちなみにクラップスというゲームと同じ名前が入っていますが、 これは2,3,11,12という数字をクラップスと呼んでいます。
21をブラックジャックと呼ぶような感覚ですね。
Any(いずれかの) Craps(クラップス)という意味でこのような名前が付いています。
ホーンベットもクラップスと呼ばれることがありますが、こちらはゲーム名と被ってややこしいのでホーンベットという別名がついています。
Eleven(イレブン)
11となる出目を狙うベット方法です。
ホーンベットと同じく1投目からいつでも参加可能で、勝敗はベットした直後の出目一発で決まります。
ホーンベットと仕組みは全く同じなのですが、2,3,12という数字はクラップスという名前がついているのに対して、11は名前が付いていません。
こういった理由から異なるベット方法という扱いになっています。
Seven(セブン)
イレブンの7バージョンといったベット方法で、ベットした直後の出目が7であれば勝利となります。
1投目からいつでも参加可能です。
セブンというのはクラップスにおいてあらゆるカルマを背負った数字です。
そのセブン一発にベットするのはある種究極のベット方法といえます。
2.3 サイコロを振るプレイヤー(シューター)の決め方
クラップスはプレイヤーの代表者1名がサイコロを振ります。
このサイコロを振る人をシューターと言います。
シューターはゲームのワンセットが終わる(つまり7が出る)までサイコロを振り続け、自分の番が終わると時計回りに次の人に交代となります。
シューターは全員から注目を浴び、自分のサイコロ運次第で他のプレイヤーのチップに大きな影響を与えます。
もしそういったプレッシャーなどから、やりたくないという場合は断ることができます。
断り方ですが、自分の番が回ってくるとディーラーが目の前にサイコロを差し出してくれるので、手を振るなりノーと言うなりして、やりたくない意思を伝えればOKです。
2.4 サイコロの投げ方
サイコロの投げ方には注意したい点があります。
クラップスのテーブルは楕円形になっており、右隅と左隅にそれぞれ凸凹の壁があります。
サイコロを投げるときはこの凹凸の壁に当たるように投げてください。
また凹凸の壁は2カ所ありますが、自分から見て遠い方の壁に投げます。
サイコロの投げ方をミスると場がしらけてしまうので、最初は他の人のやり方を見てから挑戦するようにしましょう。
3. クラップスの楽しみ方・勝ち方
クラップスのルールについては一応わかったんスけど、ベット先が多すぎて結局どう立ち回るのが良いかわかりません・・・。
選択肢が多すぎると逆にどれを選べばよいか分からなくなりますよね。
ここでは初心者の方にオススメの立ち回りポイントを3つ紹介したいと思います。
まずこの3つを守ってプレイして、後はプレイしながら自分なりの楽しみ方を掴んでいけば良いでしょう!
【立ち回りポイント1】損しやすいベット方法を避けよう!
クラップスのベット方法はそれぞれ控除率が決まっています。
同じ金額をベットするにしても、「割りの良い勝負」と「割りの悪い勝負」がはっきりわかれているということです。
ベット方法ごとの控除率を把握して割りの良い勝負だけするようにすれば、自ずと選択肢も限られてきます。
下記の各ベット方法の控除率の一覧を見てください。
ベット方法 | 控除率 |
PASS LINE(パスライン) | 1.41% |
Don’t Pass Bar(ドント パス バー) | 1.36% |
COME(カム) | 1.41% |
Don’t COME Bar(ドントカムバー) | 1.36% |
The Place Bets(プレイスベット) | 4.00% |
Big Six(ビッグシックス) | 9.09% |
Big Eight(ビッグエイト) | 9.09% |
Field Bets(フィールドベット) | 5.55% |
Hard Way(ハードウェイ) | 9.09% |
Horn Bets(ホーンベット) | 16.67% |
Any Craps(エニークラップス) | 11.10% |
Eleven(イレブン) | 16.67% |
Seven(セブン) | 16.67% |
ご覧のように、控除率にはものすごく差があります。
ホーンベットとかイレブンとかほんとボッタクリですよね。
ジャグラーのチェリー全部こぼしてもまだましですよ。
というわけで、まずは控除率の低いベット方法からプレイしましょう。
この中で控除率の低いベット方法は次の4通りです。
- パスライン
- カム
- ドントパスバー
- ドントカムバー
最初のうちは上記4つ以外のベットは一旦忘れるくらいで良いと思います。
【立ち回りポイント2】王道の逆張りは避けよう!
さきほど控除率の低いオススメのベット方法にドントパスバーとドントパスバーがあると書きましたが、最初は触れない方が吉です。
クラップスには、プレイヤーの一体感があります。
バカラをやっている人ならわかると思いますが、同じバンカーに賭けた白人、アラブ人、黒人、あらゆる民族のギャンブラーと共に喜んだり悔しんだりした経験があると思います。
クラップスもやってみればすぐにわかりますが、プレイヤー同士が楽しみを共有するような雰囲気があります。
プレイヤーの多くはパスライン、カムにベットしているので、ここに逆張りすると一体感を楽しめません。
それどころか白い目で見られるような可能性もあるので、パスライン、カムに賭けることを基本としましょう。
テーブルに逆張りしている人が多く、受け入れられる雰囲気があれば逆張りしてみても良いと思います。
【立ち回りポイント3】オッズに賭けよう!
クラップスの魅力と言えば、控除率がゼロのオッズです。
クラップスで遊ぶならここにベットしない手はありません。
どれくらいの頻度でベットするかですが、パスライン、カムにベットするなら毎回ベットするくらいで良いと思います。
カジノ側が一切儲からない設定になっているので、どんどこベットしましょう。
当然ながらオッズ賭けた分チップの浮き沈みが激しくなるので、資金管理には注意してください。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
クラップスのルール、カジノでのゲームの流れについて解説させてもらいました!
クラップスはベットの種類が多いのもあり、初心者には敬遠されがちなゲームです。
しかし、実際にプレイすると全然難しくないことに気づきます。
ざっくりルールを覚えた後は、実際にゲームをプレイしてみましょう!すぐ覚えられますよ( ^ω^)
また、先述した通り最初はパスラインやカムにだけベットするのが良いと思います。遊んでいると他のベットもしたくなってくると思うので、そのときはまたこの記事に返ってきてください。
カジノデビューを考えている全国のギャンブラーの参考になれば島理論うま男、幸甚の至りです!
Good Luck!