ブラックジャック

【完全初心者向け】ブラックジャックの『ルール』『カジノでの遊び方』を分かりやすく解説

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はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!

今回はカジノゲームの定番、ブラックジャックのルールや現地カジノでの遊び方について解説します!

「とりあえずルールが知りたい!」という方はもちろん、「現地でどうやったらスマートに遊べるの?」と気になっている方にも大満足お約束の記事です!

ブラックジャックはシンプルなルールでありながらも、カジノゲームでは珍しくプレイヤーの行動によって勝てる確率、期待値が変わるゲームです。
これは言い換えると「正しく行動すれば何も知らない養分よりも勝ちやすい」ということでして、プレイするなら基本を押さえてから挑戦した方が良いゲームであると言えます( ^ω^)

まずは「基本のキ」として、この記事ではブラックジャックの基本ルール、カジノでのゲームの流れを解説していきます( ^ω^)

1. ブラックジャックの基本ルール

さて、まずはゲームのルールの大枠をとらえていきましょう。
細かいルールは次の「2. ゲームの流れ」で説明しますが、ここではブラックジャックがどういうゲームなのか、全体像をお話しします。

ゲームの概要

ブラックジャックはプレイヤーとカジノ運営側であるディーラーが勝負するトランプゲームです。
バカラやルーレットと同じですね!

使用するトランプはジョーカーを抜いた52枚です。

勝敗と決め方は、ディーラーとプレイヤー、それぞれに配られたカードの数字を合計し、21に近い方が勝ちとなります。

21を超えてしまった場合はバストといって、負けが確定してしまいます。

このように「21」という数字がこのゲームの肝です。
(ブラックジャックは別名トゥエンティ・ワンとも呼ばれています。)

カードの数え方

ブラックジャックでは、J,Q,K(絵札)やA(エース)の数え方に特徴があります。

2~10のカード

そのままの数字として数えます。

J, Q, K(絵札)のカード

10として数えます。

A(エース)のカード

1または11、好きな方で数えることができます。

では実際に数え方の例を見ていきましょう!

例1

この場合は4, 10, 7を合計して21ですね。

例2

3枚目にAが来たパターンです。
エースは1と11好きなほうを選べます。11と数えると21を超えてバストしてしまうので、この場合1として数えます。10, 10, 1を合計して21です。

例3

この場合Aを11として数えます。10, 11を合計して21です

2. ゲームの流れ

2.1 席に着く

実際のカジノでは下記のようなテーブルでプレイします。

空いている席に勝手に座っちゃって大丈夫です。
上記の画像だと手前の2席が空いていますね。

座るタイミングなども決められていないので、ゲーム中でも座ってしまって大丈夫です。
その場合進行中のゲームが終わるまで席で待機し、次回のゲームから参加することができます。

やめたいときは、ゲームが終わったタイミングで席を立ちます。

特に挨拶とかも必要ありませんが、やっておくと丁寧ですね。ディーラーの人がニコッと返してくれます( ^ω^)

2.2 ベットする

ゲームの開始時にディーラーが

「Place your bets please.」
(ゲームに参加したいんやったらチップを置いてくれや)

と言ってくるので、賭けたい額のチップをテーブルに書かれているベッティングサークルに置いてください。

カジノではテーブル毎にミニマムベット(最低賭け額)マキシマムベット(最高賭け額)が決まっています。ミニマムベット以下の金額で賭けることはできませんし、マキシマムベット以上の金額を賭けることもできません。

金額は各テーブルにあるモニターに書かれているので、ゲームに参加する前に確認しておきましょう。

ベットする額についてですが、ミニマムベットとマキシマムベットの間であれば好きに賭け額を決めることができます。

また、チップを置かずゲームを観戦することもできます。

「初参加でいきなりチップを賭けるのはちょっと…」という方は、最初は観戦に回ってゲームの様子を伺ってみるのも良いでしょう!

僕も初めてブラックジャックの席に座ったときは観戦に回って「チップはここに置くんだな」とか「英語はわからないけど、ディーラーのこのフレーズは〇〇を意味しているんだな」とかを確認していました!

ベットを募ってからしばらく経つとディーラーが

「No More Bets.」
(締め切りや、もう賭けたらあかんで)

と言ってくるので、そこから先は賭けてはいけません。

2.3 カードが配られる

各プレイヤーがベットを終えると、ディーラーからカードが配られます。

まずプレイヤー、ディーラーの順にそれぞれに1枚ずつ表向きでカードが配られます。

その後プレイヤーには表向きのカードが1枚ディーラーには裏向きのカードが1枚配られます。

ディーラーは表裏それぞれのカードが計2枚、プレイヤーは表のカードが計2枚配られた状態ですね。
画像にするとこんな感じです。

最初にカードが配られた状態

配られたカードは触ってはいけません。

もし触ったら

「CHECK!」
(おい!触んな!!)

と言われてゲームが中断され、黒服が不正がないかを確認しにきます。
気をつけましょう。

2.4 プレイヤーの選択

プレイヤーはこの後、カードを追加で引く(ヒット)か、そのまま引かない(ステイ)でおくかを選択します。ここが腕の見せ所ですね!

カードが配られるとアクションを選択します

ヒットする場合はテーブルを「ヒット」と言ってテーブルをトントンと叩きます。

「ヒット」

するとディーラーがカードを1枚追加で配って、表向きで置いてくれます。

さらに追加でヒットしたい場合は、またトントンとテーブルを軽く叩きます。

ステイしたい場合(もう引きたくないよ、という時)は「ステイ」と言って手を横に振ります。

「ステイ」

アクションはプレイヤーがステイするかバストするまで続きます。
つまりヒットが続くと配られるカードが4枚、5枚・・・という枚数になることもあります。

この選択をテーブルに座っている各プレイヤーが順番に行っていきます。

21を超えてしまう(バスト)とその時点で負けが確定となりチップが没収されます。

勘の良い方ならここで「おやっ?」と思われるかもしれません。

「ディーラーだってバストしてる可能性があるんだから、プレイヤーが一方的に負けになるのは不公平じゃないか??」

おっしゃる通り、プレイヤーもディーラーもバストした場合はプレイヤーが負けになるため、プレイヤーの方が不利といえます。

なぜこのようなプレイヤーにとって不利なルールが決められているのでしょうか。

その答えは「4. ブラックジャックで勝つためには?」で詳しくお話していますので、ゲームの流れの説明が終わった後に読んでみてくださいね。

2.5 ゲームの決着 

全プレイヤーが選択を終えると、ディーラーは伏せていたカードを開きます。

このとき合計の数字が16以下であれば、ディーラーは自動的に追加でカードを引きます。ディーラーも同じ人間ですが、個人の判断ではなく17以上になるまで機械的にカードを引き続けます。

ディーラーがカードを引き終えると勝敗が決します。

ディーラーがバストするか、プレイヤーの方が合計数字が21に近い場合、プレイヤーの勝利となります。

プレイヤーの勝利条件

・ディーラーがバスト
・ディーラーよりプレイヤーの方が合計数字が21に近い

同点の場合は引分(プッシュ)となり、賭けたチップはそのまま戻されます。
日本語では引き分けを「ドロー」と言ったりしますが、カジノでは「プッシュ」や「タイ」と呼ぶことが多いですね。

2.6 配当が配られる

見事ディーラーに勝利した場合は、プレイヤーに配当が配られます。
負けてしまった場合、ベットしていたチップは全額没収されます。

勝った場合の配当は手札(ハンド)によって異なります。

ブラックジャックで勝利

最初の2枚が「Aと10」もしくは「Aと絵札」で21だったとき、ブラックジャックと呼ばれます。

ブラックジャックのハンド

この場合ベット額の1.5倍の配当が得られます。
この1.5倍の配当が付くのは最初の2枚で「A」と「10」or「絵札」だった場合だけで、3枚目以上を引いた末に「21」をこさえても配当は1.5倍にはなりません。

例:10ドルベットしていた場合、25ドルが返ってきて15ドル儲かる。

ブラックジャック以外で勝利

この場合ベット額の1倍の配当が得られます。

例:10ドルベットしていた場合、20ドルが返ってきて10ドル儲かる。

3. オプション -アクションの選択肢-

オプションとは、ヒットやステイのようなアクションの選択肢のことです。

今までプレイヤーはヒットかステイのアクションの選択がとれると説明しましたが、実はとれる選択肢はそれだけではありません。
特定の条件下であれば、プレイヤーは下記のアクションを選択をすることができます。

  • ダブルダウン
  • スプリット
  • インシュランス
  • サレンダー

ダブルダウン

最初に配られた2枚からヒットする際に、最初にベットした額の2倍になるように追加ベットして勝負することができます。

例えば10ドルベットしていた場合、追加で10ドルをベットします。

その代わり3枚目が配られたら自分のアクションは終わりとなり、追加でヒットすることができません。

2枚のハンドを見た後でベット額を2倍にできるという、後出しじゃんけんのようなメリットがある反面、追加でヒットできないので勝率が下がるというデメリットがあります。
まさに諸刃の剣のようなアクションですね。

どういうときにダブルダウンを使うのかというと、最初の2枚が極めて良いハンドで勝負に出たいときに使います。
例えば最初の2枚で「11」ができているときなどは、3枚目で「10」か「絵札」を引けば最強の21が完成しますので、ダブルダウンが選択肢に入ってきます。

ダブルダウンするときのジェスチャーですが、最初にベットしたチップの横に同額のチップを置き、「ダブル!」といえば伝わります。

スプリット

他のアクションと比べて少し特殊なのがこのスプリットです。

最初に配られた2枚のカードの数字が同じとき、カードを1枚ずつ分けて2つのハンドで勝負できます。
2つのハンドにはそれぞれ追加で1枚ずつカードが配られます。
普通プレイヤーは1つのハンドで勝負しますが、スプリットすると2つに分身するようなイメージですね。

スプリットしたい場合は、最初にベットした金額と同額のチップを追加でテーブルに置きます。
カードは2つにスプリット(分割)されますが、ベットしたチップは分割されないことに注意してください。

そのため、分身したハンド両方で勝てれば勝ち額も2倍、両方負ければ負け額も2倍、片方だけ勝てばトントン、ということになります。

最初の2枚の組み合わせが「10と絵札」や「異なる絵札2枚(JとKなど)」の場合もスプリットが可能です。(カジノによってハウスルールがありますので要確認です。)

スプリットするときのジェスチャーですが、最初にベットしたチップと同額のチップをテーブルに出し、手をチョキの形にして指先をテーブルに置きながら「スプリット!」といえば伝わります。

スプリットしてまたハンドのカードが同じになったとき、さらにスプリットってできるんですか?

基本できますが、たまーにできないカジノもあります。
スプリットした後のダブルダウンやサレンダーを禁止しているカジノも稀に見ますね。

ですが9割くらいのカジノでできるので、気にしなくて大丈夫だと思います。
もし禁止されていてもディーラーができないって教えてくれますし、その場合はケチやなあ!くらいに思っておけば大丈夫です。

なるほど。
じゃあ強気にスプリットしていきますわ。

スプリットは有利に働く場面が少ないので、そこまで目にすることはありません。

どういうときにスプリットすべきなのでしょうか?

詳しくは『4. ブラックジャックで勝つためには?』で説明していますが、8のカードが2枚だったときなどは、スプリットした方が有利になります。

8が2枚の16という数字はとても弱いです。
ディーラーがバストしないことには勝てないですし、かといってヒットしてもプレイヤー自身がバストしてしまう可能性が高いからです。

こんな時に使うべき選択肢が「スプリット」になります。

スプリットしてカードを引くと次に「10」や「絵札」、「A」が来れば「18」や「19」となり、なかなか強いハンドになります。
もしも「3」を引いてしまったとしても「11」となり、そのあとに 「10」や「絵札」 が来れば最強の「21」が完成するなど、どう転んでもスプリットしないで「16」のまま勝負するより勝率は高くなります。

「進んでも地獄、退いてもきつい…」という時はスプリットが生き残る道になることもある、と覚えておきましょう。

とは言え、スプリットしたほうが有利になる局面というのはあんまり来ないですからねぇ…

A2枚からのスプリットとか興奮するけどな。またAが表れてさらにスプリット…ってなってどんどん賭け金が膨らんでいき…

二枚目は軒並み「3」「4」「5」になるやつですね

お経唱えるやつね。

インシュランス

インシュランスは保険という意味です。
カードが2枚配られた一番最初のアクションのときだけ選択が可能です。

ディーラーの表向きのカードがAだったとき、最初にベットした金額の半分の額をテーブルに書かれているインシュランスエリアに置きます。

ディーラーカードがブラックジャックだった場合、インシュランスベットの3倍のチップが返ってきます。
ディーラーがブラックジャックでない場合、インシュランスベットは没収されます。

例えば最初に10ドルベットしていた場合、インシュランスのベット額は5ドルです。
ディーラーがブラックジャックだった場合、インシュランスの5ドルに対して15ドルが返ってくる形となります。
最初の10ドルは返ってきません。

合計では15ドル払って15ドル返ってきたので、プラスマイナスゼロです。
負けても負け額が保証される、まさに保険のようなアクションですね( ^ω^)

インシュランスするときのジェスチャーですが、「インシュランス!」と言ってインシュランスエリアに最初にベットしたチップ の半額のチップを置けば伝わります。

なお、インシュランスができるタイミングは全員にカードが配られ終わった直後だけなので注意してください。
自分の番が回ってきたタイミングでインシュランスをしようとしても時すでに遅し・・・、拒否されてしまいます。

多くのカジノではディーラーの表向きのカードがAのときに「インシュランス~」と呼び掛けてインシュランスするなら今だけだぞって教えてくれるので、そのときにアクションすればOKです。

インシュランスは『相手のブラックジャックに賭けるか』という言い換えもできます。
保険といっておきながらも、本勝負とは別軸の勝負といえますね。

インシュランスはした方が得なのでしょうか?

結論からいうと、インシュランスをすると期待値的には損になります。

インシュランスが的中すると3倍のリターンがあります。
そのため勝率が1/3, つまり33.333…%以上であればベットした方が良いということになります。

しかしインシュランスが的中する確率は約30%です。
的中率の割に戻しが小さいので、インシュランスをすると理論上では損ということになりますね。

しかしこれ、現地に行くとびっくりするくらいみんなインシュランスするんよね。

気持ちはわかるで。ディーラーがAの時点で「あっ、負けたわ」ってなるもんな。その弱い気持ちに狙いを定めて胴元は我々博徒のお金を奪いに来ているわけや。

お、珍しく冷静なコメントですね。肉まんさんはインシュランスは使わないんですか?

おう。わしは自分で21作ればよいと考える派だからな。ディーラーのフェイスカードがAなら20からでもヒットするで。

www

サレンダー

ゲームを降りることができるアクションです。

サレンダーした場合、ベット額の半分が没収されますが、半分は返ってきます。

例えば最初に10ドルベットしていた場合、サレンダーすることでのベット額の半分である5ドルが返ってきます。

サレンダーするには人差し指でテーブルに線を書く動作をします。

「サレンダー」

サレンダーができるのは、 一番最初のアクションのときだけです。
ヒットをした後に、やっぱやめとこ!とかはできないので注意してください。

なおスプリットをして追加でカードが配られた後も基本的にサレンダーができます。
ただごく一部のカジノではスプリット後のサレンダーが禁止されていることもあります。

サレンダーを使いどころですが、「ディーラーのハンドが自分よりかなり強い…。どうせ負けるなら負け額を小さくしたい!」というときなどに有効です。

具体的にはどういう状況のときにサレンダーすべきなのでしょうか?

詳しくは『4. ブラックジャックで勝つためには?』で説明していますが、以下の両方に当てはまる場合はサレンダーすべきです。

  • 自分の手が15か16
  • ディーラーの表向きカードが10かA

上記の場合は勝率がとても低いので、ベット額を半分失ってでもサレンダーした方が良いのです。

これきちんとできてる人少ないですよね

わし、サレンダーとかしたことないわ…
してる奴見かけると、うわ、勝つ気ないんかこいつ!って思ってた…

勝ちたいなら時には計画的に負けることも大切ってことですね。城下の盟、ってやつです。

4. ブラックジャックで勝つためには?

ブラックジャックのルールについては以上となります。

今までのお話しを理解していただければルールで戸惑うことはないと思います。

ここでは、「せっかく勝負するからには勝ちたい!」という方に

『どうやってブラックジャックの勝率を高めるか』についてお話します。

ブラックジャックで勝率を高める方法は大きく分けて2つあります。

  • 正しいアクションを選択する
  • 戦略的にベットする

順番に説明していきます。

4.1 正しいアクションを選択する

まず『2. ゲームの流れ』でお話したことから続けましょう。

「プレイヤーがバストしたとき負けが確定するが、ディーラーもバストしている可能性もある。プレイヤーが一方的に負けになるのは不利だ」

というディーラー有利のルールについてです。

確かにこの点だけみるとプレイヤーの方が不利といえます。

しかしディーラーはヒット・ステイの選択がカードの合計数字によって強制的に決まることに対して、プレイヤーはディーラーの表向きのカードや自分の合計数字など状況に応じて自由に選択することが可能です。
その他にもプレイヤーにはダブルダウン、スプリット、サレンダーといった局面によってはプレイヤーが有利となるアクションも用意されています。

一見するとプレイヤーが一方的に不利な気がしますが、状況に応じて正しいアクションを選択をすることで勝率を高めることができます。

状況に応じてどのアクションを選択するのが良いかという知識が、ブラックジャックで勝つための鍵となります。

そしてブラックジャックは、状況に応じてどのような選択をするのが最善か、数学的に確立されています。

この『プレイヤーの勝率を高める最善の選択』をまとめたものをベーシックストラテジーといいます。

将棋や囲碁、オセロでも「基本的にはこうしておけば間違いない」という定石があるように、ブラックジャックにもセオリーがあるのです。

ディーラーの表向きのカードとプレイヤーの2枚のカードの組み合わせに応じて、「この場合はヒットした方がよい」「この場合はダブルダウンした方がよい」など、取るべき行動が全通り決まっています。

ブラックジャックの勝率をあげるには、まずこのベーシックストラテジーを覚えていくことから始まります。

下記に記事をあげているので、勝率を高めたい方は読んでみてください。

4.2 戦略的にベットする

ゲーム一回一回のベット金額を法則に沿って上下させることで、トータルでの利益を目指す方法です。

ベット金額はプレイヤーが決めることができるので、どのような金額をベットするかの選択も攻略要素になります。

今読んでいる方の中には、「ゲームの勝率は一定なのだから、ベット金額を上下しても勝ち負けの大きさが増えるだけで、勝率は変わらないんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、ベット金額を一定の法則によって上下させると勝率などの結果が全く変わってきます。例え勝率50%のゲームでもトータルの勝率が60%となるような方法もあったりします。

下記の表を見てください。

  勝率 破産率 目標金額達成率 資金半壊率
フィボナッチ法 26.1% 0.0% 10.7% 5.8%
グッドマン法 40.7% 0.2% 4.2% 15.6%
マーチンゲール法 49.4% 44.0% 11.1% 45.2%
ココモ法 63.6% 14.7% 0.0% 17.7%
モンテカルロ法 45.6% 54.2% 45.0% 54.2%
31システム法 48.1% 3.0% 3.8% 24.1%

上記の表は勝率50%の勝負を6つのベット法に従って100回のベットを100万回行い、結果を集計したものです。
例えばカジノに行ってバカラで100ゲーム遊んだ結果を、100万日分集計したということです。

一番左の○○法というのがベットの法則です。
その他、
勝率・・・手持ちのチップが100回ベット後に増えていた確率です。
破産率・・・手持ちのチップが100回ベット後、もしくは途中ですべてなくなってしまった確率です。
目標金額達成率・・・手持ちのチップが100回ベット後、倍になっていた確率です。
資金半壊率・・・ 手持ちのチップが100回ベット後、 半分になってしまった確率です。

見ていただくと一目瞭然かと思いますが、

全く同じゲームなのに全然結果が違います!

例えば勝率の項目を見てみると、勝率50%のゲームのはずなのにフィボナッチ法が26.1%、ココモ法は勝率が63.6%とまるで別のゲームをプレイしたかのような開きが生まれています。

ベット法を正しく選択することで、勝率を伸ばしたり、小さなリスクで大きなリターンを狙ったりなどができるようになります。

カジノにはおよそ26種類のベット法がありますが、今回はその中からブラックジャックで勝つためにオススメな3つのベット法をピックアップしてご紹介します。

ほかのベット法も知りたいという方は下記の記事を見てみてください。
全てのベット法を画像付きで分かりやすく解説していますよ( ^ω^)

【ベット法 1 】 フィボナッチ法

連勝時にフィボナッチ数列に従ってベット金額を上昇させていくベット方法。いくつかのルールを守るとかなり負けづらくため、カジノ初心者の方には特にオススメしたいベット方法です。

使い方は?

このベット方法は以下の3つのルールを順守してベットしていくことなります。

  • 連勝するたびにベット金額をフィボナッチ数列に従って引き上げていく。
  • 負けたら最初の賭け金に戻す
  • 2連敗したらそのツラが切れるまで静観

フィボナッチ数列とは、12世紀生まれの数学者のフィボナッチさんが考えた数列のことで、前の2つの数字を合計すると次の数字になりますよ、という数列ですね。

算数の授業とかで触れたことがある人も多いのではないでしょうか。

「1→1→2→3→5→8→13→21→34…」と言ったような数列ですね。

色々な必勝法、システムベットと呼ばれるものを実践してきましたが、5時間以上プレイできるのであればこのベット方法が一番勝率と勝ち額の大きさのバランスが優れているように感じます。

他のベット方法が「いつ偏りが起きるのか」を当てに行くものだとすると、このベット方法は「大きい偏りが発生するのを待ち続ける」というイメージです。

連勝後に負けて終わったとしても利益が残り、負けるときは1単位分の金額のみになるので、大崩れしづらいのも特徴です。

メリット・デメリットは?

メリット

・緩やかな右肩上がりでのリターンが期待できる
・3連勝以上していれば連勝が途切れてしまっても利益を残して終わることができる

デメリット

・増えるまでに時間がかかる。バカラの場合には1時間5単位も浮けば上出来
「勝ち→勝ち→負け→負け」のパターンが頻発すると勝率が50%でもマイナス収益になる

こちらのベット方法の魅力は、大負けするリスクの低さにあります。

長時間プレイしても資金が半分になってしまう確率は5~6%ほど。
勝率こそ低いですが、資金を倍にできる確率が10%、1.5倍にできる確率が30%ほどと大きな勝利も十分に狙えます!

勝ったときにしかベット金額を上げないので、精神的にも優しいですね( ^ω^)

連勝しないことにはベット金額を上げないので、負けが続くと少しダレてしまうのが欠点ですね。
しかし、連勝後のダブルダウンで一撃30万円ほどの勝利を掴んだときの気持ちよさはたまりません!

セオリーに則ると連勝が続けば続くほどベット金額を引き上げ続けますが、私の場合は○十万円勝ったら終わり!という風に撤退ラインを引いてゲームに挑んでいます。

【ベット法 2】 31システム法

使い方は?

最大9回のベットを実行し、その中で一度でも2連勝すれば利益の出る必勝法です。

勝敗に関係なくベット金額を
「1→1→1→2→2→4→4→8→8」
と引き上げていくことで資金管理を行います。

実際に31システム法を行った結果を見てみましょう。

上記の例では中々2連勝出来ない苦しい展開でしたが、8ゲーム目と9ゲーム目で連勝し、トータル収支をプラスにすることができました。

勝率50%のゲームで2連勝する確率は25%になりますので、9回ゲームをする中で1度でもその25%を引くことができれば利益を出すことができます。

言い換えると、勝ち負けを繰り返してベット金額が「8」に上がったところで連敗、という流れが負けパターンになるので、2連勝出来ないまま5ゲーム目に差し掛かってくると胃が少しキリキリしてきます。

とは言え、仮に9ゲーム全部に負けてしまった場合でも失うのは31ユニット分の資金になるので、負け額の上限が決まっているのはマーチンゲールなどと比較すると精神衛生上優しいところかもしれませんね。

メリット・デメリットは?

メリット

・負け額の上限が決まっているため実践中のストレスが少ない
・利益を出すための条件が「9ゲームのどこかで1度でも2連勝すればよい」というものの為、比較的勝ちやすい

デメリット

・2連勝した時点で1セット終了となる為、勝ち額がパーレー法のように一気呵成に増えることはない

31システム法の魅力は安定性の高さにあります。

破産率3%、半壊率24%と大負けのリスクがかなり低くなっています。
勝率は49%ほどと、リスクを回避しつつも一定の勝率を保っています。

大きいメリットがある反面、大勝ちする可能性も低くなっています。
ミニマムベットが3000円のブラックジャックだと、10万勝ち程度でもなかなか高いハードルだと思います。

豪華ディナーとシャンパンを目指して半分遊びで運用するのが良いと思います( ^ω^)

【ベット法 3】 モンテカルロ法

使い方は?

「1,2,3」という数列から開始し、ベット金額を決めていきます。

モンテカルロ法のルールは以下の4点です。

①ベット金額は数列の両端を合計した金額

→スタート時であれば「1,2,3」の両端に該当する「1」と「3」を合計した「4」がベット金額になります。

②ゲームに負けた(ベットが外れた)場合には、そのゲームのベット金額を数列の右端に書き足す

→1ゲーム目では「1,2,3」の両端を合計した「4」がベット金額となり、外れた場合にはその数列が「1,2,3,4」に伸びるイメージです。

次ゲームのベット金額は両端の「1」と「4」を合計した「5」となります。

③ゲームに勝利した場合には、数列の両端の金額を消す

→開始早々2連敗して数列が「1,2,3,4,5」まで伸びてから勝利した場合、数列の両端の「1」と「5」が消えて、数列は「2,3,4」となります。

その次のベット金額は数列の両端に該当する「2」と「4」を合計した「6」となります。

④数列の数字がなくなったら終了、残りの数字が1つだけになった(数列に「両端」がなくなった)場合にはその金額のみをベットする。

これだけで1セット完遂すれば、(配当が3倍戻しのゲーム位に限りますが)利益が出るベット方法です。

急激に賭け金が上がらず、勝率が低かったとしても少しの連勝で一気に利益を出せるため多くのプロギャンブラーも自身のベットルールの中に一部取り入れている必勝法です。

数列を消化しきってはじめて利益が出るベット方法のため、短期決戦というよりは長っ尻しながらカジノを楽しみたい人向けの賭け方かもしれません。

私島理論うま男も博打のリズムをつかむまでの序盤戦では良く活用するベット方法ですが、負けが込んでくると、とんでもない長さとなった数列になったりします。

メリット・デメリットは?

メリット

・3倍戻しのゲームで活用すれば、数列を消化しきった時には必ず利益が出る
・賭け金の上昇が緩やかなため、実践中のストレスはあまり大きくない
・勝率が下振れしているときでも少しの連勝で利益を出せる可能性がある

デメリット

・負けが込んでいるときの数列の長さは結構なものになるので、手元でのメモは必須
・2倍戻しのゲームで利用すると、展開次第では数列を消化しても利益が出ないケースがある

ハイリスクハイリターン、大勝ち狙いのギャンブルジャンキー向けのベット方法です。
破産率が54%と恐ろしいことになっていますが、資金が2倍になる確率が45%。
3倍、4倍も十分に狙えます。

死亡する確率が高すぎるので、僕が使う時は下記のようにしています。

  • まずはフィボナッチ法で運用し、十分な浮きが出たら損切りラインを設定してモンテカルロ法をスタートする。
  • カジノ旅1日目はまったり遊び、勝ち分が出たら2日目にモンテカルロ法で勝負を仕掛ける。

夢のあるベット法ですが、リスクが大きいので注意しましょう!

以上がブラックジャック3つのオススメベット法です。

カジノではベット方法を特に考えず気分のままベットしていると、時には熱くなってしまいとんでもない金額をやられてしまうことがあります(通称身投げベット)。

正しいベット方法を身に着け、しっかりと財布を守りながら勝利を目指しましょう!

私が実際にベット法を使ったカジノ体験談は下記記事に上がっています。
是非読んでみてください!

通算成績マイナス2000万、カジノ部肉まんの惨劇は下記記事へどうぞ( ^ω^)

5. まとめ

いかがだったでしょうか( ^ω^)

ブラックジャックのルール、カジノでのゲームの流れについて解説させてもらいました!

基本ルールを知りたい方や、実際のカジノで遊んでみたいという方にも参考にしていただけたのなら嬉しいです。

私島理論うま男が済州島でビシバシBJを満喫してきた様子は以下の記事より読んでもらえます!

もっと詳しく戦略を覚えて「行くからには勝ちたい!」という方は下記の記事で上級者への登竜門、ベーシックストラテジーをマスターしてみてください!

カジノデビューを考えている全国のギャンブラーの参考になれば島理論うま男、幸甚の至りです!

Good Luck!

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