はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
皆さんはカジノで最も大きな金額が動くゲームが何か知っていますか?
答えはバカラです。
カジノのVVIPルームではひと張り1,000万円以上のベットが飛び交うことも珍しくありません。一勝負1分ほど、ルールも全く複雑ではありません。トランプの数字の大小を当てるだけです。そんなシンプルなゲームに一軒家が買える金額賭けてしまうのです。
世界中のセレブを虜にし、場合によっては「超」が付く富裕層すら破産に追い込むバカラは「No.1脳汁ゲーム」と言っても過言ではないでしょう。
今回はそんなバカラのルールをどんな解説サイトよりも分かりやすく解説していきます。
5分ほどで読める記事ですが、最後まで読めばすぐに楽しみながらバカラをプレイできるようになることをお約束します!
目次
1.悪魔のゲーム、バカラの基本ルールとは?
カジノの王様とも呼ばれるバカラ。そのルールは至ってシンプルです。
トランプ二枚の数字の合計の下一桁の大きさを競う。それだけです。
スポーツ観戦をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
サッカーの試合を見ながらどちらが勝つか予想して賭けるのと仕組みは一緒です。
サッカーであれば「ユベントス」と「インテル」のどちらが勝つんだ…?といった具合で見守ることになりますが、バカラの場合には「プレイヤー」と「バンカー」のどちらが勝つのかを予想して賭けていくのです。
サッカーでは沢山ゴールを決めたほうが「勝ち」になるように、バカラでは配られたトランプの数字の下一桁が「9」に近いほうが「勝ち」となります。
カードが「プレイヤー」と「バンカー」それぞれに2枚ずつ配られ、ゲームに参加している人たちはどちらの陣営の数字の合計下一桁が「9」に近いか予想してベットしていくのです。
例えば下記のような結果であればプレイヤー側のカードの合計下一桁のほうが「9」に近いので「プレイヤーの勝ち」となります。
各カードの数え方は以下の通り。A~9はそのまま、10、J、Q、Kはいずれも「10(=0)」としてカウントする、というシンプルなルールです。
1ゲーム完了するまでの時間は精々数分。1ゲームだけ参加する、といったことも可能なので初めてのカジノでも気軽に楽しめるゲームですね。
配られたカードの数字の合計によっては3枚目が配られることもある、など細々としたルールはありますが、まずは「9に近いほうが勝ち」と覚えておけばOKです!
2.ゲームの進行方法の様子を見てみよう!
では、実際にゲームの進行を見ながらどのように賭け、勝敗が決まっていくのかを見てみましょう。
おっ、低めのレートのバカラテーブルに空席があるな。座ろ。
ぷれーしゅあべー、ぷれーしゅあべー
う~ん、今回はプレイヤーが勝ちそうやな。うりゃ!
のーもあべー、のーもあべー
かーどおぶぷれいやー、ばんかー、ぷれいやー、ばんかー
(スッ…)
おっ、わしが絞れるんか。勝つぞ~
ででん!
最強の数字、「9」が出来ました。
ぐぬぬ…!
ふぁさっ…
相手側は「5」で、こちらは最強の「9」なのでプレイヤー側の勝ちです!
(スッ…)
わずか数分で持ち金が2倍です。たまらないですねぇ!
これで1試合終了、となります。またディーラーのお姉さんが「Place your bet」と促してくるので、次のゲームに進みましょう。
3.バカラで3枚目が配られる条件とは?
上記の例では私島理論うま男がさくっと「9」を出したので、プレイヤーにもバンカーにも3枚目が配られることはありませんでしたが、最初の二枚のカードの内容如何によっては片方、あるいは両方に3枚目のカードが配られることとなります。
いきなり最強の「9」が出た時などは、その場で「勝負あり!」となりますが、小さい数字同士での決着だと盛り上がりに欠けるため、延長戦が待っている、といったようなイメージですね。
では、それぞれ条件を見ていきましょう。
《大前提》
以下の2つの条件を満たしたときには、プレイヤー側にもバンカー側にも3枚目のカードが配られることはありません。
・どちらかの陣営の最初の2枚のカードの合計が「8」「9」だった場合
・プレイヤー側とバンカー側の両方の最初の2枚のカードの合計が「6」「7」だった場合
上記のケースでは最初の二枚の数字同士で勝負し、決着となります。
大技である「8」「9」が出たり、お互いが比較的大きい数字である「6」や「7」となった時にはその時点で決着、と覚えておけばOKです。
《プレイヤーに3枚目が配られる時》
これはシンプルです。
プレイヤーに3枚目が配られるのは以下の2つの条件を満たしたときです。
- 最初の二枚のカードの合計が「0」「1」「2」「3」「4」「5」のいずれかであること。
- バンカー側の最初の2枚の合計が「8」「9」ではないこと。
反対にプレイヤー側の最初の二枚のカードの合計が「6」「7」だった時には3枚目が配られることはありません。
《バンカー側に3枚目が配られる時》
こちらは少々複雑です。
プレイヤー側の3枚目が配られる条件は「自分のカードの合計がいくつか?」によってのみ決まっていました。
それに対してバンカー側は「プレイヤーが3枚目を引いたとき、その結果によっては3枚目が配ってもらえないこともある」という決まり事が課せられています。
※「決まり事が課せられている」と書くと「ハンデ」みたいに聞こえるかもしれませんが、必ずしもバンカー側に不利に働くことばかりではありません。
ちょっとわかりづらいと思うので条件分けしてまとめていきます。
これさえ理解すればバカラのルールはマスターしたも同然です!
★絶対にバンカーが3枚目を配られるパターン
以下の2つの条件をクリアした時には、バンカー側には絶対に3枚目が配られます。
- バンカー側の最初の二枚の数字の合計下一桁が「0」「1」「2」であること。
- プレイヤー側の最初の2枚の合計が「8」「9」ではないこと。
あまりにもバンカー側の初手が弱いので、必ず3枚目を引けるようにすることで勝負を盛り上げる為の決めごとと言えますね。
★絶対にバンカーに3枚目が配られないパターン
最初の二枚でどちらかの陣営の最初の2枚のカードの合計が「8」「9」だった場合には3枚目が配られないことは前述のとおりですが、バンカー側は最初の2枚で「7」が出来た場合も3枚目を引くことはありません。
プレイヤー側にのみ3枚目が配られ、バンカー側の数字を超えられるかどうか、という勝負になります。
★バンカーに3枚目が配られるかどうかが、プレイヤーの3枚目によって変わるパターン
ここがバカラのルールで唯一、ちょっと難しいところです。
実際にはプレイしながら、徐々に覚えていくのが一番良いと思います。
私、島理論うま男もはじめてカジノに行った時は「条件」をよく理解していませんでしたが十分に楽しめたので、「覚えておくともっと楽しめるよ~」くらいに気軽に捉えておいてください。
バンカー側の最初の二枚の数字の合計下一桁が「0」「1」「2」でない場合、
「プレイヤーが3枚目を引いたことによって出来上がった数字」
「バンカーの最初の2枚で出来上がった数字」
の2つを比較することで、バンカーが3枚目を引けるかどうかが決まります。
これが所謂「条件」と呼ばれるものですね。
詳しい条件は以下の通りです。
◆バンカー側の最初の2枚の合計下一桁が「3」の場合
以下の条件をクリアすればバンカー側に三枚目のカードが配られます。
・プレイヤーの三枚合計の数字の下一桁が「8」「9」ではないこと
プレイヤーが3枚目で「8」や「9」を完成させてしまうとそこで決着、バンカー側の敗北が確定します。
◆バンカー側の最初の2枚の合計下一桁が「4」の場合
以下の条件をクリアすればバンカー側に三枚目のカードが配られます。
・プレイヤーの三枚合計の数字の下一桁が「0」「1」「8」「9」ではないこと
プレイヤーが3枚目を引いて「0」「1」を作った時には、バンカー側が3枚目を引くことなくバンカーの勝利となります。プレイヤーが3枚目で「8」や「9」を完成させてしまった場合にはそこで決着、バンカーの敗北が確定します。
◆バンカー側の最初の2枚の合計下一桁が「5」の場合
以下の条件をクリアすればバンカー側に三枚目のカードが配られます。
・プレイヤーの三枚合計の数字の下一桁が「0」「1」「2」「3」「8」「9」ではないこと
プレイヤーが3枚目を引いて「0」「1」「2」「3」を作った時には、バンカー側が3枚目を引くことなくバンカーの勝利となります。
反対に、プレイヤーが3枚目で「8」や「9」を完成させてしまった場合にはそこで決着、バンカーの敗北が確定します。
◆バンカー側の最初の2枚の合計下一桁が「6」の場合
以下の条件をクリアすればバンカー側に三枚目のカードが配られます。
・プレイヤーの三枚合計の数字の下一桁が「0」「1」「2」「3」「4」「5」「8」「9」ではないこと
プレイヤーが3枚目を引いて「0」「1」「2」「3」「4」「5」を作った時には、バンカー側が3枚目を引くことなくバンカーの勝利となります。
反対に、プレイヤーが3枚目で「8」や「9」を完成させてきた場合にはそこで決着、バンカーの敗北が確定します。
長々書いてきましたが、まとめると下記の図のような感じですね。
すごーく完結にまとめると以下の2点を覚えておけば、現地のカジノで困ることはないと思います!
- プレイヤーが3枚目を引いたのにバンカーの最初の2枚よりも弱い数字だと、その場でバンカーの勝利が決まることもある
- プレイヤーが3枚目を引いて「8」や「9」を完成させてくると、バンカー側が3枚目を引けず敗北確定となることがある
実際のカジノではゲームの進行はディーラーが行いますので、ここまで完璧に覚えている必要はありませんが、ざっくり上記のポイントくらいは抑えておくと、より楽しめると思います!
4.バンカーに賭けるほうが有利って本当?
さてさて、バカラの勝ち方を調べていると「バンカーに賭けるほうが有利」という情報がネット上のそこかしこに転がっていますよね。
その根拠は前項で説明した「バンカー側に3枚目が配られる条件」に秘密があります。
プレイヤー側は自分の最初の2枚の数字が「0」から「5」だった時に、必ず3枚目を引きます。その結果、バンカーの数字より著しく低い数字を作ってしまうとその場で敗北が確定する、というルールでした。ここにバンカー側に有利な条件が潜んでいます。
プレイヤーは3枚目で雑魚数字を作ってしまうと敗北が確定するのに、バンカー側は相手が自分より著しく小さい数字をこさえなかった場合で、なおかつ3枚目を引いた合計の数字下一桁がプレイヤーを下回ってしまった時にはじめて負けとなります。
すなわち相手方であるプレイヤーサイドが「3枚目で雑魚数字を作らない」という関門をくぐった後に、自分が勝てるかどうかの勝負が待っている、と言い換えることができます。
そうなんです、プレイヤー側のほうが若干勝利条件が厳しめになっており、バンカー側が若干ですが勝ちやすくなっているんです。
これが巷で言う「バンカー側に賭けない奴は養分」説の出所です。
カジノ側の取り分である控除率(コミッションとも呼ばれます)はプレイヤー側で1.24%、バンカー側が1.06%です。10,000円ベットした時の期待値はバンカー側に賭けるほうが18円お得、というようイメージですね。
この差を大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人によって意見が分かれる部分ですが、島理論うま男的には「誤差」と言ってしまって良いんじゃないか…?と感じています。
というのもカジノフロアを見渡すと「コミッション分でじわじわ負けてしまった…」という人よりも、「熱くなってキレベットしたらすってんてんになった…」という人のほうが圧倒的に多いためです。一回一回の期待値を追うよりも全体の資金管理を重視するほうがバカラではよほど重要です。
私、島理論うま男がカジノ通いを続けて、特に効果の高かった資金管理方法は以下の記事に統計データとともにまとめておきましたので是非見てみてください。巷で出回っている「バカラ必勝法」みたいな情弱向け情報商材の1億倍有用です。
ルール上、著しくバンカー側が有利にならないように、バンカー側が勝利した時には配当金に一定の控除が為されて戻ってきます。この控除方法はカジノによって様々ですが、代表的なものは以下の通りです。
① 5%コミッション
バンカーが勝利した場合、賭け金に対して5%のコミッションを徴収される。
例)1万円賭けて勝利した場合、1万円の5%である500円が徴収される。
② シックスバンカーハーフ
バンカーが『6』でプレイヤーに勝利した場合、賭け金に対して50%のコミッションが徴収される。
例)1万円賭けて『6』で勝利した場合、1万円の50%である5000円が徴収される。
③ ドラゴン7
バンカーが3枚目を引いて『7』でプレイヤーに勝利した場合、賭け金に対して100%のコミッションが徴収される。
例)1万円賭けて3枚目の『7』で勝利した場合、1万円の100%である1万円が徴収される。(実質勝ち額がゼロ)
殆どのカジノは5%コミッションかシックスバンカーハーフを採用しており、韓国であればシックスバンカーハーフが主流ですし、マカオやシンガポールであれば5%コミッションのテーブルも多いなど国や地域によって差がある、ローカルルールのようなものと考えておくとよいと思います。
5.タイ・ペアーに賭ける人は養分って本当?
さて、前述のバカラにおける「○○する人は養分」という言説でよく言われるものとして「タイ・ペアーに賭ける人は養分」というものがあります。
バカラはプレイヤー陣営とバンカー陣営のどちらが勝つか予想する以外にも「引き分け」や「最初に配られる2枚のカードの数字が一緒になること」にも賭けることができます。
◆タイに賭ける
タイ=引分という意味です。
プレイヤーとバンカーが同数で引分になった場合、賭け額の8倍の配当を得ることができます。
◆ペアーに賭ける
最初の2枚が同じ数字だった場合、賭け額の11倍の配当を得ることができます。
タイとは異なり、「どちらの陣営の最初の二枚が」
10以上であっても絵柄が同じでなければなりません。
J・Qといったカウントが”0”同士でも外れ扱いとなります。
先ほどの「バンカーに賭けない奴は養分」説は1万円ベットするたびに18円の差しかないので「誤差」の範囲となりますが、「タイ・ペアーに賭ける人」は本当に養分なのでしょうか?
これについては間違いなく養分や。
ま?わしタイにはバンバン賭けてるぞ。
超養分ですよ。そもそもタイに賭けたら何倍になって戻ってきます?
1万賭けたら9万円になって戻ってくるな。
実はタイが発生する確率って9.51%とかしかないんですよ…10回に1回しか来ないのに配当は9倍。これがどういうことかわかりますか?
えっ…ということはカジノ側の取り分は…
ハウスコミッション(控除率)は衝撃の14.4%です。10,000円かけたら1,440円失う行動をしているんです。やばすぎです。
まじかよ…ちなみにペアーに賭けるのはどうなんや?
これはタイに賭けるよりはマシですけど、ペアーに賭けた時のハウスコミッション(控除率)は10.4%です。こんなんに賭けてたらケツの毛まで毟られてしまいます。
知らんかったわ…もうウキウキでタイにベットするのやめるわ…
まぁ楽しめるのが一番なので絶対ダメ!というわけではないですけど、しないほうが得なことが多いですよ、って話ですね。
6.まとめ
はい!というわけでここまでバカラの基本ルール、ゲームの流れ、バンカーに3枚目が配られる条件、バカラのベットする場所ごとのハウスコミッションなどについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
この記事の要点はまとめると以下の通りです。
- バカラはトランプ二枚の数字の合計の下一桁の大きさを競うゲーム。
- 参加者は最初にカードの配られる「プレイヤー陣営」と後からカードの配られる「バンカー陣営」のどちらが勝つかを予想する。
- 最初に配られたカードの数字次第では「延長戦」として3枚目が配られての勝負になることもある。
- バンカーに賭けるほうが有利、というのは事実だが誤差レベルでしか有利にならない
- タイ・ペアーに賭ける人はまじで養分。勝ちたいなら避けるほうが賢明。
この記事では敢えて触れなかったテーマが2つあります。
「絞り」と「罫線」です。この2つは非常に奥深く、バカラの面白さが詰まっている部分なので下記で別記事として詳細に解説しています!
海外カジノに行く前には必読の記事となっているので、是非目を通しておきましょう!
海外カジノでバカラで大勝負をした時のレポートは以下から読んでもらえます!
この記事がこれからカジノデビューを考えている人の参考となれば、島理論うま男、幸甚の至りです!
Good Luck!