はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
この記事ではスリーカードポーカーのルールとカジノでの遊び方をわかりやすく解説します!
スリーカードポーカーは3枚のカードの役の強さで勝負するという、非常にシンプルなゲーム性となっています。
役の種類も少ないので、覚えることはほとんどありません!
「ブラックジャックやテキサスホールデムのような知識や駆け引きが試されるゲームは敷居が高い…」
「バカラ以外のカードゲームも遊んでみたい」
といった、カジノデビューしたばかりの方にはうってつけのゲームです。
「でも実際のカジノの流れについていけるか不安…英語もわからないし…」
そんな方に向けて、実際のカジノでのベット方法やゲームの流れについても解説していきます。
この記事を最後まで読んでもらえれば、カジノで何不自由なくスリーカードポーカーを楽しんでいただけることをお約束します!
目次
1. スリーカードポーカーの基本ルール
スリーカードポーカーは、プレイヤーとカジノ側であるディーラーが1対1で勝負するゲームです。
バカラやブラックジャックと同じですね。
実際には下記のようなテーブルで勝負します。
画像のようにプレイヤーは複数人参加できますが、あくまで勝負する相手はディーラーです。これもバカラなどのゲームと同じですね。
プレイヤーとディーラーにはそれぞれ3枚のカードが配られ、役の強さで勝負します。
ディーラーとの勝敗、自分の手役の強さに応じてチップの配当が得られます。
配当については、3. ゲームの流れの中で詳しく説明していきますね。
スリーカードポーカーで使用するカードはジョーカーを除いた52種類のトランプカードです。4つの絵柄と、1~13の数字の計52枚ですね。
ポーカーでは絵柄と数字に呼び方があるので、覚えておきましょう。
ハート、クローバーのような絵柄のことをスーツと呼び、1~13の数字のことをランクと呼びます。
この記事でも絵柄はスーツ、数字はランクと呼ばせてもらいます。
2. 役の強さ
スリーカードポーカーには5種類の役があります。
ポーカーと聞くと『ツーペア』や『フルハウス』といった役を聞いたことがあるかもしれませんが、スリーカードポーカーにはその役がありません。
使うカードは3枚だけなので、役の数が少なくなっています。
ここでは5種類の役を強い順に説明していきます。
簡単なので覚えてしまいましょう!
ストレートフラッシュ
同じスーツでランクが3つ順番に並んでいる3枚です。
スリーカード
同じランクが3枚揃ったものです。
ストレート
ランクが3つ順番に並んでいる3枚です。
スーツは揃っていません。
フラッシュ
同じスーツが3枚揃ったものです。
ペア
同じランクが2枚揃ったものが1つです。
ハイカード
上記のハンドが含まれない3枚です。
通称ブタです。
注意していただきたのは、役の強さが
スリーカード>ストレート>フラッシュという順番ということです。
テキサスホールデムのようなカードを5枚使うポーカーと比べて、役の強さが真逆になっています。混同しないよう気をつけてください。
3. ゲームの流れ
席に着くところから、最後にカードをオープンして勝敗が決するところまで7つのステップに分けて解説します。
順番に見ていきましょう。
3.1 席に着く
ポーカーは空いているテーブルがあれば自由に座って参加することができます。
ゲームを辞める時は1ゲームが終了したタイミングであれば自由に立ち去って構いません。
空いているテーブルがあれば遠慮なく座っちゃってOKです。
プレイヤー同士の勝負ではないので、誰も座っていないテーブルでもゲームを始めることができます。
ただ、テーブルが空いていてもディーラーがいなければ参加できませんので、ディーラーがいるかどうかは確認しましょう。
席に着くと多くのカジノではメンバーズカード(カジノに入るときに見せるカード)の提示をディーラーから求められます。
たくさん遊んだらポイントが貯まってホテルが無料で泊まれたりディナーがタダになったりするので、はじめて行くカジノでは必ずメンバーズカードを発行しておきましょう。
3.2 アンティ、ペアプラスにチップを置く
チップをベットするところからゲームが始まります。
最初にベットする場所はアンティ、ペアプラスの2種類があります。
下記の図をみてください。
この『ANTE』、『PAIR PLUS』と書かれているエリアの中にチップを置きます。
それぞれの意味を順番に見ていきましょう。
アンティ
まずプレイヤーはアンティにチップをベットします。
アンティは分担金という意味で、ゲームの参加料です。
ゲームに参加するには必ずこのアンティを支払う必要があります。
アンティには、最低限これくらいはベットしてくださいねというミニマムベット(最低賭け額)と、これ以上はベットできませんよというマックスベット(最高賭け額)が決まっています。
とりあえず様子見で100円ベット!とかはできないようになっています。
テーブルのディーラー横あたりに画像のようなモニターが置かれているので、確認しておきましょう。
『2.5 ディーラーのカードが開かれ、勝敗が決する』にて詳しく説明しますが、アンティはディーラーに勝利することで役の強さに応じて2倍~5倍になって返ってきます。
分担金、参加料と説明しましたが、バカラのような通常のベットも兼ねているということになります。
ペアプラス
もう一つ最初にベットすることができるのがペアプラスです。
ペアプラスは勝負の勝敗に関わらず、自分の手札がペア以上の役であれば配当が支払われる仕組みのことです。
配当はカジノにより違いますが、一般的には下記のような配当となっています。
役 | 配当 |
ストレートフラッシュ | 40倍 |
スリーカード | 30倍 |
ストレート | 5倍 |
フレッシュ | 4倍 |
ペア | 2倍 |
ハイカード | 0倍(配当なし) |
しばらく経つとディーラーが「No more bet.」(これ以上賭けてはいけませんよ)と言うので、そこから先はベットしてはいけません。
3.3 カードが配られる
ベットが終わるとカードが配られます。
プレイヤー全員に1枚ずつ、ディーラーに1枚ずつ、さらにまたプレイヤーに一枚ずつ、ディーラーに1枚ずつと、全員が3枚になるまでカードが配られます。
3.4 フォールド、プレイを選択する
カードが配られたら開いて確認します。
周りに見えてしまっても特に不利になることはないのですが、自分だけ見えるように確認するお客さんが多いですね。
プレイヤーはカードの強さによってゲームから降りる(フォールド)か勝負(プレイ)を選択します。
フォールドする場合
カードを伏せてアンティベットした隣あたりに出します。
アンティのチップがディーラーに回収されます。
プレイする場合
アンティと同額のチップをプレイと書かれたベットエリアに出します。
3.5 ディーラーのカードが開かれ、勝敗が決する
プレイヤーが選択を終えると、ディーラーがカードを開きます。
このとき、ディーラーには降りるか、勝負するかの選択があります。
ディーラーが自分の意思で決定するわけではなく、ディーラーの手札の強さによって決まっています。
ディーラーの手札がクイーンのハイカード以上の強さなら勝負、それ未満なら降り、です。
例えばディーラーがJ(ダイヤ),8(ダイヤ),2(スペード)のようにQ以上を持っていないハイカードであった場合、強制的に降りとなります。
ディーラーが降りた場合、プレイヤーにはアンティの2倍のチップが支払われます。
プレイのチップはそのままプレイヤーに返却されます。
例:アンティに1ドル、プレイに1ドルベットしてディーラーが降りた場合、3ドルが支払われて1ドル得する。
ディーラーが降りなかった場合、自分の手札と勝負です。
プレイヤーが勝った場合
プレイヤーの役の強さに応じて配当が支払われます。
〇ストレートフラッシュで勝った場合
アンティ、プレイの5倍のチップが支払われます。
例:アンティに1ドル、プレイに1ドルベットしてストレートフラッシュで勝った場合、10ドルが支払われて8ドル得する。(掛け金が5倍になる)
〇スリーカードで勝った場合
アンティ、プレイの4倍のチップが支払われます。
例:アンティに1ドル、プレイに1ドルベットしてストレートフラッシュで勝った場合、8ドルが支払われて6ドル得する。(掛け金が4倍になる)
〇上記以外の役で勝った場合
アンティ、プレイの2倍のチップが支払われます。
例:アンティに1ドル、プレイに1ドルベットしてストレートフラッシュで勝った場合、4ドルが支払われて2ドル得する。(掛け金が2倍になる)
プレイヤーが勝った場合の配当は下記にまとめておきますね。
役 | 配当 |
ストレートフラッシュ | 5倍 |
スリーカード | 4倍 |
ストレート | 4倍 |
フレッシュ | 2倍 |
ペア | 2倍 |
ハイカード | 0倍(配当なし) |
プレイヤーが負けた場合
アンティ、プレイともに回収されます。
例:アンティに1ドル、プレイに1ドルベットして勝った場合、両方とも回収されて2ドル損する。
引分だった場合
アンティ、プレイともにプレイヤーに返されます。
またペアプラスに賭けていた場合は、勝敗とは別に下記の配当が支払われます。
役 | 配当 |
ストレートフラッシュ | 40倍 |
スリーカード | 30倍 |
ストレート | 5倍 |
フレッシュ | 4倍 |
ペア | 2倍 |
ハイカード | 0倍(配当なし) |
4. スリーカードポーカーで勝つためには?
ゲームの流れは以上となります。
ここではスリーカードポーカーで勝つためにはどういう選択をすれば良いのかについて話していきます。
手札は交換したりできないので、勝つための鍵を握っているのは下記の2点だと思います。
- どういうときにフォールドして、どういうときにプレイするのか
- ペアプラスに賭けるべきか
順番に見ていきましょう。
どういうときにフォールドして、どういうときにプレイするのか
まず最初にペア以上の役になる確率からみてみましょう。
ランダムに3枚配られた場合、ペア以上になる確率は約25%です。
ハイカードになる確率は75%です。
つまりペア以上であれば最低75%の確率で勝つことができます。
ペア以上ができた場合は勝負したほうがいいといえますね。
問題はハイカードだったときです。
ハイカードはランク(カードの数字)によって強さが変わるので、どのランクのカードを持っているかによって降りるべきか勝負すべきかが変わってきます。
また勝率が50%を切っていたとしても、降りてしまえば勝率は0%になるので一概に勝率だけ考えて降りるというのも得策ではありません。
結論から言ってしまうと、自分の手札が【Q】【6】【5以下】のハイカードだったときは降りるべきで、それ以上の役だったときは勝負するべきです。
ペアプラスに賭けるべきか
次はペアプラスに賭けるべきかどうかについて見ていきたいと思います。
ペアプラスは自分の手札を見る前にベットを決める必要があるので、完全に運ゲーです。
当たりくじが入った箱から目をつぶってくじを引くようなものです。
まず期待値的な観点からいうと、ペアプラスに賭けると損します。
夢を壊してしまうようで恐れ多いですが、ペアプラスに賭けて得をするなら、プレイヤー全員がこぞってベットすればカジノが潰れてしまいます。
回収率でいうと大体72%ほどです。
参考までに宝くじの回収率は46~49%ほどです。
宝くじよりは割がいいですね。
私島理論うま男も期待値論者ではありますが、カジノにいくと少なくとも1回は宝くじ感覚でペアプラスにベットしています。
スリーカード以上になる確率は200回に1回くらい…現実的にありえる確率で配当が30倍や40倍もあるのだからロマンがあります!
ちなみにチェジュのカジノで中国人富裕層が50万ウォンをベットし、スリーカードで1500万ウォンにしているのをみたことがあります。
ロマンを追いたい人はベットしてみても良いのではないでしょうか。
5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスリーカードポーカーのルールを解説させてもらいました。
いままでルールを知らなかった人でも、非常に取っ付きやすいゲームだということがわかってもらえたのではないかと思います。
今まで解説してきたスリーカードポーカーの重要なポイントをまとめると下記の3点です。
- スリーカードポーカーのルールは非常に簡単で、カジノ初心者にはうってつけ
- 期待値を重視するなら、【Q】【6】【5以下】より弱いハンドであれば降りるべし
- ペアプラスは理論上得とはいえないが期待値では測れないロマンがある
期待値を追って立ち回るもよし、大勝ち狙いでペアプラスに賭けるもよし、是非実際のカジノで自分なりの楽しみ方を見つけてみてください!
ポーカーデビューを考えている全国のギャンブラーの参考になれば島理論うま男、幸甚の至りです!
Good Luck!