前回までのあらすじ
済州島7泊カジノツアー。
初戦を飾るはパラダイスカジノが入るメゾングラッドホテル。
予想外の大混雑から高レート卓に座ることに。
しかし、まさかの連勝によりさくっと40万円を勝利。
あと2連勝すれば100万円勝ち。
次のベット額の26万円を震えながらテーブルに置いたのだった。
はろー!カジノ部部長の島理論うま男です!
チェジュ島全カジノ巡るツアーの3話目です。
今回の記事は1泊目パラダイスカジノ・メゾングラッド編の最終話!
前回の記事はこちら!まだ読んでない人は先に読んでいただくと良いかと思います。
前回のカジノ旅、パラダイスシティでの激戦はこちらから読んでもらえます( ^ω^)
目次
1. 一撃26万円ベット。結果はいかに・・・!?
勇気の一撃2,600,000ウォン(26万円)ベット
いったああああ!!w
月の手取りとほぼ同じ、一撃26万円ベットはさすがに手が震えます。
このおもちゃみたいな26枚のチップが、月350時間の労働と同じ価値。。。
それが、わずか1分後には倍orゼロ。
口の中に胃液が逆流してきます。
おえええええええ
!?
隣の中国人富裕層はというと、飄々と5,000,000ウォンをバンカーにベットしています。
プレイヤーの連勝がそんなに続かないと思ったのでしょう。
たしかに過去の罫線を見ると、6連勝でプレイヤーの連勝が止まっている履歴が2つありました。
日中平和友好条約が締結からものの数分、
日本製社畜VS中国人富裕層
の構図ができあがります。
カジノに行ったことがある人はわかり味が深いかと思いますが、中国人富裕層はマジで引きが強いです。
今まで多くの戦いの中で周りを退け、地主という絶対的勝ち組ポジションにのし上がってきたのです。
勝負運がそこらの雑魚とはまるで違う。
だが
ここはカジノ、バックグラウンドは関係ありません。
パチンコ屋ではいっぱい玉を持ってるやつが偉いし、
雀荘ではいっぱい点棒を持っているやつが偉い。
50%を勝てれば、チップをいっぱい持つことができれば、僕でも中国人富裕層を退けることが可能なんです。
2. いざ勝負。必殺、重ね絞り!!
ノーモアベー
僕と中国人富裕層に2枚ずつカードが配られます。
後からカードを開きたい気持ちもありますが、ルール上プレイヤー側からカードを開きます。
僕は普段1枚ずつ縦絞り+横絞りでカードを絞ります。
しかし、大勝負の時にはよく重ね絞りという方法でカードを絞ります。
画像のように、2枚のカードを重ねて徐々にずらしていきます。
ずらした先にある数字の上部の形に注目します。
例えば1枚目が5のとき、2枚目で出てほしい出目はもちろん4。
こういうときは、「とんがれ!」と念を込めてカードをずらしていきます。
画像のように、とんがっているとAor4なので激熱。
ジリジリずらしていくと、このとんがりの傾き具合によって答えがわかります。
この重ね絞り、答えが一瞬で出てしまうので楽しめる時間は少ないのですが、脳汁の出方が尋常ではありません。
ハイローラーで有名なAKBプロデューサーの秋元康さんも好んで使っている絞り方です。
絞りに関する知識は、こちらの記事を参考にしてみてください。
画像と動画で臨場感たっぷりにお届けしています。
さて、いよいよカードを重ね絞っていきます。
2枚を重ねて、まずは1枚目を確認。
くっ・・・
1枚目は最弱の出目。
2枚目に期待ですね
2枚のカードをピッタリと重ねて、重ね絞りの体制を作ります。
ここで欲しいのはもちろん8,9のカード。
8,9の上部は丸まっています。
つまり今回の場合、「丸まれ!」とお祈りするのです。
丸まっているカード2,3,6,8,9。
種類は多いですが、とんがっていたらA,4が確定していまうので、丸まっているのは最低条件。
ジリジリとカードをズラしていきます。
丸まれ!!!!!!!
丸まった!!!
丸まりました。
これで2,3,6,8,9のどれかが確定です。
8,9が引ける確率も40%と、大チャンスくらいの期待度はあります。
2,3,6と、8,9を見比べると、2,3,6は上部の円が切れているのに対し、8,9は円が切れていません。
つまり、さらに絞っていって円が見切れなければ8,9の激熱目が降臨します。
円!!!
さらに重ね絞っていくと、、
円!!8or9!!
頼む9で!
ああ~。8の方か・・・。
しかしバカラの8はマジで強い。勝率は実に80%を超え!
はあ~~~…!
今までの緊張が緩和していきます。
よかった・・・!
赤保留、強敵背景、ロゴ落下、キリンフラッシュくらいの期待度があります。
さすがにモロタやろ。
中国人富裕層が苦しそうな顔でカードを絞っていきます。
一枚目は・・・
えっ
これは・・・
これはまずい。
10,J,Q,Kを引く確率は30%。
30%でナチュラルナインが確定してしまう・・・。
9を引いた場合も同点でタイ(引分)。
最後に緑カットインを引いたくらいの期待度に落ちてしまいました。
だが、それでも勝率は65%ほどはある。
勝つ確率の方が遥かに大きい。
コン!!!(絵柄こい!!)
(A~8のどれかきてくれ・・・。どれでもいい、頼む)
中国人富裕層が脱臼するんじゃないかってくらいテーブルに指をめり込ませて絞っていきます。
・・・
あ?
その表情・・・
あかんかったんやろ!!
中国人富裕層は良いカードを引いたら雄叫びをあげて喜びます。
お客さん同士の勝負であればクソほどマナー違反なのですが、お構いなしです。
ですが、あの落胆した表情。
おそらくA~8のどれかだったのでしょう。
勝負あったな
中国人富裕層がディーラーにカードを投げ返します。
これでトータル66万円勝ち。
100万円勝ちまじであるで。
バンカーナチュラルナイン、バンカーウィン
ん・・・?
中国人富裕層が絞ったカードを見ると
Q
Qじゃん!!!
(スマンみたいなポーズ)
マナー良い中国人かよちくしょう!!!
3. 私は何度でも繰り返す
負けちゃった・・・
40万円勝ちだったのが26万円凹んで14万円勝ちに・・・。
もちろん、いつまでも連勝できるわけはありません。
負けても連勝の期間があれば、少ない投資でしっかり勝ち分を残せるのがフィボナッチ法の強味。
実際、投資たったの2万円で14万円の勝ちを収めました。
ですが、100万円勝ちが見えていただけにとても悔しい。。
プレイスユアベット(賭けてください)
悔やむのも束の間、無味乾燥と次の勝負が始まります。
26万円の増減、僕からしたらとんでもない事件ですが、ここカジノでは誤差みたいなもん。。
次どうすんの?
負けたらまた最低単位からやり直しです。
プレイヤーに2万円ベットです。
勝てば先ほどのようにベット額を上げ続け、負けたらまた最低額のベットに戻す。このサイクルを繰り返していきます。
ちなみにバンカーにベットしない理由は、6で勝利した場合バンカーの勝ち分から半分をコミッション(カジノ側の取り分)として支払う必要があるからです。プレイヤーは勝てば必ず満額貰えます。
私は何度でも繰り返す
4. こんなの絶対おかしいよ
・
・
・
バンカーナイン、バンカーウィン
・
・
・
バンカーナイン、バンカーウィン
・
・
・
あれからおよそ4時間ほど何度もシステムベットを繰り返し、勝ち分14万円が消滅したどころか、最初に購入したチップもなくなってしまいました。
あれ?でもまだテーブルにチップが残っているが・・・?
先ほどチップを20万円追加購入しました。ちなみにそれも10万円消滅しました。
www
実は不運だったわけではなく、むしろ調子よく勝てていて、勝率は50%を超えています。
見事にこのフィボナッチ法の弱点を突かれてしまいました。
2連勝した後に負けた場合を見てみましょう。
- 1回目:2万円ベット→勝ち。トータル+2万円
- 2回目:2万円ベット→勝ち。トータル+4万円
- 3回目:4万円ベット→負け。トータル±0万円
勝率でいうと66%あります。
しかし、2連勝した後に負けてしまうとベット額の上げ幅の関係から±0になります。
3連勝以上しないと利益が出ないのです。
フィボナッチ法は「連勝を待つ戦法」。中途半端な連勝では勝てません。
当然連敗することもあるので、ジリジリとチップが減っていってしまいました。
アカン
残り10万円のチップを握りしめ、静かに席を立ちました。
5. 冷静に飯を食う
現在の収支はマイナス30万円。
7泊もあるのに初日から全財産の半分を失ってしまいました。
もうリスクは取れない。
手堅く立ち回ってまずは60万円に戻そう・・・。
一度精神を落ち着かるため、カジノレストランで夜食を食べます。
こちらは有料メニューですが、ポイントが結構貯まっていたので無料になりました。
負けても飯はうまい。
ホットコーヒーと共に平らげると、少し気持ちが楽になりました。
冷静にカジノ内を見て回ることにします。
時刻は深夜2時を回っていますが、カジノ内は100人近くの人でごった返していました。
もう高レート卓には座れないので、低レート卓を中心に見て回ります。
低レート卓は相変わらずの立ち見。
あそこに座れていたらこんなことには・・・。
スロットで一発逆転を目指すか?なんて考えていると、バカラとブラックジャックコーナーの奥にあるテーブルが賑わいを見せていました。
カジノの女王とも呼ばれるルーレット。
人気ゲームのひとつですが、普段はあんまりやらないんですよね。
なんていうか、バカラのような自力感がないというか・・・。目つぶって馬券買うようなもんだと考えています。
しかし、ルーレットはレートが低いんです。
ワンベット500円から可能。
これなら手元の資金でも十分戦えます。
問題は戦略・・・。
ただ当てずっぽうに賭けていてもカジノでは勝てません。
あれでいくか・・・?
ルーレットで最も勝率が高い賭け方。
勝率94.5%を誇る必勝法、ベアビック法・・・!
6. さながら高継続ST、ベアビック法で逆転なるか!?
ベアビック法はルーレットで最も勝率が高いベット方法です。
ルーレットは0を含めて37か所ベットする数字がありますが、そのうち0とどこか1か所を除いて35か所にベットします。
37か所あるうちの35か所どれかに来れば36倍の配当が得られるので、
投資35単位、回収36単位→差し引き1単位のプラスになります。
勝率はなんと35/37≒94.5%!!
さながら継続式のパチンコ、しかもダンバインの2倍続きます。
過去やったことがありますが、マジでなかなか外れません。
5~60連勝もザラです。
これを手元のチップ、目標勝ち額を照らしあわせて戦略を立てます。
目標勝ち額
現在マイナス30万円。30万円勝ってトントンに戻す。
戦略
10万円分のチップをすべて1000円(10,000ウォン)チップに交換。
↓
3000円を35か所に賭ける。
↓
94.5%を39回継続させる。+11.7万円に。
↓
手元には21.7万円。6000円を35か所に賭ける。
↓
94.5%を30回継続させる。+29.7万円に。
↓
トントン
いけるやん!
まさにローリスクハイリターン。
5.5%を引く奇跡がなければものの数時間でトントンです( ^ω^)
もうバカラは見るのすら嫌。
やっぱカジノの定番といえばルーレットでしょ!
チェンジ
ディーラーに手元のチップをすべて10,000ウォンに替えてもらいます。
問題はどの番号を外すかだが・・・
どりゃあああ!!!!!
31を外して全部賭けました。
ちなみに31を外した理由は島理論うま男の勤め先の社長の誕生日が某月31日だから。
すなわち31という数字はまがまがしいカルマを背負った数字。来るわけありません。
シビアな立ち回りで94.5%という勝率をさらに高めていきます。
シャーッ!
ルーレットの玉が小気味よく回り始めます。
ノーモアベー(これ以上賭けてはいけません)
回って数秒はベットすることができます。
もうベットは終えていたので後は見守るだけです。
多少不安な気持ちはあります。
いくら勝率が高いといっても100%当たるわけではないです。
しかし、試していただければわかりますが、マジでなかなか外れません。
モンスターハンターで適当にオンライン潜ったらゴマキと同じパーティになるくらいの薄い確率です。
シャー・・・
玉が力を弱めて番号が書かれたホイールをカランカランと跳ねます。
バカラで負けまくったからな・・・。
まずは「勝つ」という感覚を思い出そう。
カランッ・・・
玉が落ちました。
まずは3000円獲得です。
・・・おや?
「」
次回予告
次回、済州島7泊カジノツアー、サンホテル編第一話。
大丈夫、次は面白いから。
更新情報はツイッターでお届けしています!
その他ブログには載せていないカジノの情報やカジノ部の日常についても呟いています。
是非フォローをお願いします( ^ω^)